☆ 森のクマさん徒然草 ~元 森の宿うわじまユースホステル管理人のひとりごと!

ひとりの人間として ふっと思いついたこと、感動したことを書いてみよう。

オランダ?

2017年10月26日 | Weblog
先日、テレビ番組の中で大分の郷土料理を紹介していた。その名は「オランダ」。

なんのこっちゃと思えば、ゴーヤとなすびの味噌炒めのことらしい。家内が九州の出身なので、この味噌炒めはよく食べる。でもなんでオランダ?

番組内でも「諸説ある」と断りながら、ゴーヤとナスを炒めるときに、熱くて「あつい」と大声を出すので、方言の「おらんだ<おらぶ」に由来するとか。

豊後水道の反対側、愛媛県宇和島市。ここで16年間暮らした私は、たいへん懐かしく感じた。外科病棟に3日ほど入院して手術を受けたとき、同室のおじいちゃんが、夜大きな声を出していたら、付き添いの家族の方が「おじいさん、おらばれんよ」と言っていた。ここで、「おらぶ」とは「大声を出す」という意味だと知る。やっぱり海の両側は、同じ言葉を使うんやなあ。家内も、「宇和島で使う言葉は九州の言葉と似ているものもある」と言っていた。

ところで味噌炒めの作り方の紹介で、炒めて砂糖、醤油で調味する まではやっていたが、(うちでは、みりん と 酒 も加える)大分のオランダは、小麦粉を水で溶いて加えるらしい。ゴーヤの苦味を抑えるためだとか。またやってみよう。ただ、京都ではゴーヤは九州四国に比べてお値段が高いようだし、あまり好んで食べる人も多くないかも。


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