■小寒と大寒
小寒とは寒さが最も厳しくなる前とか、寒さが加わる頃という意味で、いわゆる『寒の入り』のことで1月5日ごろを指します。
この日から寒中見舞いを出し始めます。
小寒後15日で大寒に入り、大寒後15日で、寒が明けます。小寒から節分までが寒の内と呼ばれています。
寒の内とは一年の内最も気候の寒い季節のことで、暦の上の寒の内が実際には気温の最も低い季節です。
大寒(だいかん)は二十四節気のひとつで1月20日ごろをいいます。
この日から立春までの期間を指すこともあります。
大寒は『寒の内』の真ん中でもっとも寒い時期をあらわします。
最低気温が観測されるのもこの頃が一番多くなっています。
武道ではこの頃寒稽古が行われます。
また、凍り豆腐、寒天、酒、味噌など寒気を利用した食物が仕込まれる時期にもあたります。