龍馬伝。
段々みるのが辛くなってきました。
ドラマなので、史実とは違うとはいっても、これではあんまりです。
この前の日曜日は近藤長次郎の切腹でした。
見ていてもなんでぇと突っ込むところばかり。
せっかくの大泉さんの、見せ場なのにこの脚本では泣くに泣けません。
長次郎が亀山社中をぬける所までは分かります。
お金のことを考えないメンバーとの意見のくいちがい。長州への
船を自由に使おうとすることへの、私利私欲だとの批判。
しかし、なんで長次郎が密航をくわだてて、ばれて切腹したからといって
社中のメンバーは泣くのでしょうか。
長次郎は、長州からのお礼金を横領し、その金で留学しようとしたんですよ。
これ以上の私利私欲の行動はないではありませんか。
社中のメンバーは、泣くのではなく、このことに怒って詰め腹を切らせるのが
話の流れからはスムーズにゆくのではないでしょうか?
しかも龍馬が長崎に帰ってくるとは...。
長次郎事件があった時は、史実では龍馬は薩長同盟のために京都にいたはずです。
そんな大事な時に長崎に行くことなんかできるはずはありません。
薩長同盟の裏で長次郎事件が発生するのですが、それを並行してうまく
描くことはできなかったんでしょうかね。
武市の死の時も土佐に龍馬が入国したりと、はちゃめちゃな話になってきて
ちょっとうんざり。
大河ドラマに史実をもとめても仕方はないのですが。
ちょっと見る気がうせてきました。
視聴率が悪くなるのも当然だと思います。
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