終戦のローレライの上を読破しました。
1ページの文字の量が、半端じゃないので、かなり時間がかかりました。
序章だけでも読み終わるのに相当かかり、読むのをやめようかとも
思いましたが、途中からその面白さにひきこまれてぐいぐい読みすすめました。
これを読むと、潜水艦というものがどれだけ汚い乗り物か分かります。
ちょっとこれに乗れというのはつらいですね(^-^;
やっぱり、太陽があびれないと体が悪くなってしまいそうです。
この中で、ナチスの実験の描写もリアルで、背筋が寒くなりました。
少なからず、人体実験はやっていたのでしょうね。
日本でもB29が墜落してとらえられた米兵にたいして、輸血のかわりに
食塩水がどれぐらい代用できるかなどの実験をやっていますし、
戦争とはこういうえげつない側面がありますね。
読む前は、ローレライシステムが現実離れしすぎているので、
話としてまとまるのかなと心配でしたが、うまくまとめられていたと思います。
しかし、映画はこれだけの情報量を持つ原作をどう料理したか
興味があります。本質部分のみで大幅にカットしないととても
おさまりきれませんね。
図書館で借りてきて読んでいて、下巻もすでに借りているんですが、
予約してから1年待ったハリーポッター不死鳥の騎士団がきたので
そちらを先に片付ける予定です。