今年度最後の事業、
視察研修に行ってきました。
視察場所は福島県いわき市。
場所の選定理由は、幹事の私がたまたまボランティア活動していた場所がいわきで、
部員の意見も「被災地」の現状を見たいとの声もあって決りました。
いわき市久ノ浜商工会からご紹介頂きましたお店で昼食を頂きました。
久ノ浜商工会員のお店、「あみ屋」さんです。
お店の方に伺いましたら、このお店はちょっと高台ですが、
一階の天井に付く位の津波が来たそうです。
軌跡ながら、ガラスは一枚も割れなかったようですが、
現在は営業されており、お客さんも沢山入っておりました。
大変美味しいご飯を頂きました。ありがとうございました。
商売柄、天井を見上げると素晴らしいアジロ天井でしたが、
なんか「サササー」とたまに音がするのが気になって聞いてみると、
「浜風をイメージして作ってもらったので、わざと音が鳴る仕組みなんです」
ですと!
とっても風流!なんかカッコイイですね。
そしてあみ屋さんを後にして、クリナップ研修センターを過ぎて国道を北上してすぐ到着。
海からちょっと離れた場所の小学校内にある、
視察先の久ノ浜復興商店街「浜風」
なんでも被災地一、出来るのが早かった復興商店街だそうです。
第一印象は、とにかく商店街の皆さんが元気です!
久ノ浜青年部の方もおっしゃってましたが、何を見に来る、何を求めるってより、
この「人」を見に来てくださいって。
皆が頑張って復興へと進んでいる!笑顔でお迎えしてくれます!
このお姉さま達、とっても素敵でした。
本当に皆さん行って見てください。商店街の皆さんの人柄に、
こちらがいっぱい元気をもらっちゃいました!
久ノ浜では、商工会館も津波で流されてしまいましたので
この復興商店街内に仮事務所をかまえております。
そして久ノ浜商工会青年部の方々とのセッションをさせていただきました。
いわき市の中で、久ノ浜は特に被害が大きく、未だに不明者もおられます。
震災直後から、まずは消防団として携わっていたという彼らのお話しは、
尋常ではない精神状態での活動だったようです。
ここで言葉には中々表せません・・
いすみの面々にはとても貴重なお話を沢山して頂けました。
震災後の町の現状。救出活動から始まり、不明者捜索、瓦礫撤去などを続けながら、
自分の事業をどうするのか、
営業できないのに、債務などはどうしたらいいのか。
廃業しかないのか、などなど、
本当に苦労されたと思います。
同じ商工会青年部として何が出来るんだろうという悩みを感じてくれたのかどうかは解りませんが、
彼らは、「皆さんがこうして来てくれる事が一番です」
と言って下さいました。
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