【ツカナ制作所】きまぐれ日誌

ガラス・金工・樹脂アクセサリー作家です。絵も描いております。制作過程や日常の話、イベント告知等。

美女がいっぱい!山種美術館『上村松園』展

2017-09-11 19:36:10 | 美術館・博物館系
今日から大学始まりました!初日からガラスで手ェ切ったなんて恥ずかしくて言えないぜっ!


えー、これは一昨日なんですが、山種美術館に行ってまいりました~!

今回は『上村松園 ―美人画の精華―』展ということで、上村松園を始めとした日本画家の様々な美人画を一度に見ることができました(´∀`)ノ

こちらが山種美術館のホームページです↓
http://www.yamatane-museum.jp/



上村松園って、名前見て勝手に男性だと思ってました。女性なんですね。松園は雅号で、本名は津禰(つね)さんだそうです。この時代に女性の日本画家って珍しかったでしょうね。

確かに言われてみると着物のセンスとか、髪形の種類の多さは女性の描き手ならではかも。



上村松園の美人画はまさに『美人』画!セクシーでもかわいいでもなく、美しいという言葉がしっくりします。

今回の目玉はやっぱり《蛍》かな。蚊帳を吊るす着物の女性が、足元に光る蛍を見下ろしているという絵です。蚊帳に透けて見える着物の質感がまたいいんだなぁ!

こういう半分透けてる質感がほんとに素晴らしい!《夕べ》という作品も、御簾を分けて外を見ている女性の着物が透かして見える感じがとても好きです。

あとは日本画の教科書展でも見られた《牡丹雪》がまた見られて嬉しかったなぁ。



上村松園以外だと、浮世絵の鈴木春信、鳥居清長、喜多川歌麿とか。

あとはねぇ、舞妓さんの絵も結構あったかなぁ。奥村土牛(とぎゅう)の舞妓さんとか特に好きです。かわいい。




色々な時代の女性を男女の立場から色々な画家が描いてるから、比べて見たりするの楽しかったです。10月22日まで!

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