買わされ上手は鉱物が好物。

昨日予告してたおしりの話しようかと思ったけど、まぁあれ下らないからまた今度でいいですかｗ



今日は『東京国際ミネラルフェア』に行ってまいりました！



ミネラルってぇと「飲み物？」って言ってた友達がいましたけど、直訳すると「鉱物」って意味なんですよね。

このミネラルフェア、色々な国から鉱物の標本や装飾、原石が一同に展示・販売されるという何とも夢のあるイベントです。




前も書いたけど、私は鉱物マニアの端くれです。まぁ堀秀道先生の『楽しい鉱物図鑑』の影響ですね。先生早く３を出版してくださいお願いします（ｍ＝ω＝）ｍ

ちゃんと調べたら、主催した東京国際ミネラル協会の顧問が堀先生なんですね！！！あいや驚いた。さすがだ。堀先生って私は勝手に尊称を付けていますが、師事しているわけではないです。押しかけ女房ならぬ押しかけ弟子と言ったところか。なんつって（テヘペロ




何もターゲットを決めずに言ったら散財間違いなしなので、ちゃんと目標を決めておきました。

その名も『ルチル』。よく水晶の中に入っています。金色だったり銅色の針のような結晶がすごくきれいでよく研磨されてウン万円で取引されています。

んが、私は原石が好きなので研磨されてないものを探します。これがなかなか意外と難しい。

理想的な太陽ルチルを見つけたものの、８万円で手が出せぬ（´△｀；）



太陽ルチルってのはこう…大体はペグマタイトを中心として六角形の雪の結晶みたいに針が伸びるアレですよ。よかったら画像検索してみてください。すごくきれいな写真が見られます。



これが会場、小田急第一生命ビル。都庁の真ん前です。



いやはや大盛況ですねぇ。昼過ぎの方が混んでたようです。



そして今回はイベントで、ワンコインで原石を割る、というものが！

もちろんやってみました。







…うん、イマイチｗｗ

中が空洞の石を選べればよかったんですがね。選ぶ時は「見た目に反して軽い石を選ぶのがコツ」だそうです。これは水晶ですが、三葉虫も選べます。石を割る瞬間の、独特な高い破裂音が印象的でした。

割ってくれた兄ちゃん曰く「お、これは愛が詰まってるね」とのこと（´・ω・｀）ウヌ



そして、ルチルを探してあちこちをうろつきます。

うっかり荷物を預けた時にカメラを忘れたので撮影は出来ませんでした。取りに戻ればよかったかな。



ある店で太陽ルチルの原石を発見。

原石と言えど、水晶の部分を酸で溶かしてあり、ルチルがむき出しになっていました。

価格は２１０００円。針は二方向にのみ伸びていて、大きさは４センチほど。そこで一瞬迷ったのが命取り。


ここぞとばかりに店の兄ちゃんがマシンガン。最終的にはなんと三分の一に負けてくれるとのこと。

そこまで言われたら…



ま、しょうがないやね。



７０００円も出して石買うなんざ、第三者から見たらとんだ酔狂だよね。うん分かってる。自覚はしてます（＠＿＠）

でもさ、石ってのは世界にたった一つだけ、自然が生み出した芸術品なのだよ。出会って、そこで手に入れられなかったらもう一生出会えないんですよ！？（鼻息）


今までも何度も「買わずに後悔」してるからね。今日は買って後悔…はしてないけどｗ

そのうちルチル専門のコレクション作りたいとかいうとんでもない野望持ってます(笑顔)




あ、でも今日で７０００円使ったので、今年はあと３０００円しか石につぎ込みません。中学生の時に「あ、これのめり込んだら餓死する趣味だ」と気付けたので、それ以来一年で出費一万円以内になるようセーブしてます。エライ私。


しかしながらこれを買った後で水晶に入っている大型の太陽ルチルが６３００円で売ってるのを発見して半泣き。・゜・(ノД`;)・゜・いいよーだ。どうせ来年も来るもーんだ。


そのうち自分で石の発掘しに行きたいなぁ。




追記：これ７日までやってます。