


総員が乗り込み、ヤマトは発進の時が近づいてきました。
しかし、古代は、沖田艦長が、
兄・守を見殺しにしたと思いこんでいるのか、
素直に信頼することができません。
艦内を、沖田艦長から案内してもらうときも
その怒りを抑えることができないでいました。
そんな古代を見て、機関長の徳川が語り掛けます。
「古代、肉親を失った者は君一人じゃないんだ。
それを忘れちゃいけない。
沖田艦長もたった一人のお子さんを
君の兄さんと同じ戦いで失っているんだよ」
驚く古代。
そして、艦長室を訪ねた古代がみたものは
戦死した沖田艦長の最愛の息子の写真だったのです。
これ以降、古代の沖田艦長への思いは徐々に変わっていくのでした。
「宇宙戦艦ヤマト」は、ある意味で、古代進の偉大な成長ストーリーでもあります。
これ以降、古代は、ヤマトとともに、ヤマトのなかで、
様々な苦悩、発見、試練を通じ、成長の軌道を歩んでいくのです。
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