第14話は、森雪の存在感がひときわ輝く回です。
嵐に遭遇し、3週間も足止めを食っているヤマト。
海峡の存在を信じ、運航をつかさどる島でしたが、
自分の判断が正しいのか、ふと不安に襲われることも。
眠れないために、艦橋にて行く手を見つめる島のところに
ふと、森雪がやってきます。
「海峡があるっていったのは島君じゃない」
「もし自信がないんだったら、一刻も早く暗黒星雲を迂回していくべきじゃない? . . . 本文を読む
名場面というには、あまりに悲しすぎる場面。
2199年4月20日以降、攻撃の激しさを増してきた遊星爆弾は、
ついに古代進の住む三浦半島付近を直撃。
進は、その時、兄の守に弁当を届けて帰る途中でした。
しかし、列車も被害を受けます。
進の帰りを、バス停で待っていた進の両親めがけて遊星爆弾が落下・・・・。
徒歩で、やっとの思いで、帰り着いた進が見たものは、
母親の衣服の切れ端でした・・・。
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第13話では、古代の少年時代のことが描かれています。
その中でも象徴的な出来事は、西暦2199年4月20日の遊星爆弾の富士山直撃です。
兄の古代守はすでに、地球防衛軍の訓練生になっていました。
束の間の休暇で実家に帰っていた時に、「直撃」は起こりました。
これが富士山が爆発します。
すぐ守は、休暇を解除され、軍に戻ることになりました。
これを機に、日本、世界へ激しさを増す遊星爆弾の攻撃。
古 . . . 本文を読む
ヤマト、2回目の波動砲発射は、アルファ星のコロナに向けて行われました。
ここで波動砲発射の指示があるとは誰も予想だにしませんでした。
指示を受け、戸惑いを見せる古代に沖田艦長は一喝。
「復唱はどうした!」
沖田艦長の狙いは見事に的中。
ガミラスのヒスをして「見事な作戦」と言わしめました。
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第10話は、第9話までとガラッと違い、ガミラスとの戦いの緊迫した場面のない回です。
しかし、本当に胸打たれ、また、泣ける場面の連続で、私には、とても印象に残る回です。
いよいよ太陽系を離れ、これから先は地球との交信ができなくなる。
乗組員たちが交信室で、家族と別れの言葉を交わしていきます。
笑顔で地球に残る家族たちを励まそうと、意気込んで、交信室に入ったものの、皆出てくるときは、寂しさに苛 . . . 本文を読む
土星の衛星タイタンで、コスモナイトを採取しようとした
古代、雪、アナライザーのグループは
ガミラスの兵につかまり、捕虜にされようとします。
そのとき、傍らに落ちていたコスモガン。
古代は咄嗟の行動でコスモガンを手にし、
ガミラス兵を倒し、窮地を脱しました。
「なぜこんなところにコスモガンが・・・」
よく見ると、そのコスモガンには、
親愛の兄・古代守の名が・・・・・。
近くには . . . 本文を読む
ヤマト最大の武器である波動砲のテストが
木星の浮遊大陸に対して行われました。
波動砲は、波動エンジンの全エネルギーをそのまま使用し、
小宇宙1つを破壊できるエネルギーを一気に噴出するもので、
すさまじい破壊力をもちます。
事実、オーストラリア大陸ほどの大きさを持っていた
木星の浮遊大陸をガミラスの基地もろとも完全に破壊してしまいました。
今後、この波動砲は、ヤマトの航海において . . . 本文を読む
テレビ版の最終回の第26話では奇跡が起こった。
コスモクリーナーのテスト操作で死んだ森雪の蘇生である。
ヤマトのストーリーは、すべてが奇跡ではあるが、特に森雪の蘇生は、ラストシーンにふさわしいドラマチックな奇跡だ。
なぜこのような奇跡が起こったのか。
医学的には到底説明できるものではないが、太陽の光が蘇生の力になったのではないかと思えるし、直前に沖田艦長が亡くなっていることから、そ . . . 本文を読む