信じて進んできた航海の果てに待ち受けていたものは
ミサイルの攻撃だった。
「なぜ!」
「イスカンダルに来るつもりが、まちがえて、ガミラスに来てしまったのでは?!」
皆に衝撃が走る。
古代は島を疑い、責めた。
しかし、調査の上、わかったことは、イスカンダルは、ガミラスのすぐ隣にあること。
つまり、ガミラスとイスカンダルは二重惑星だったということ。
島の航路分析に間違いはなかった。
そのとき、古代が島に謝って言った言葉。
「島、航海長としての君の腕は確かだった。さっきの俺の態度は謝るよ。許してくれ」
しかし、古代の胸のなかは複雑であったにちがいない。