宇宙戦艦ヤマトの心

地球時代を生きるためのヒントとして、宇宙戦艦ヤマトの心、宇宙の心を綴らせていただきます。

「君は今度の航海を通して、より多くの人を愛するということを学んだはずだ。そんなことでは雪は喜ばんぞ」(第26話)

2018-09-24 16:10:15 | ヤマト名セリフ集
地球を目前にしたヤマトにデスラ―が襲いかかります。 ヤマトに体当たりしてきたデスラ―は、 放射能ガスをヤマト艦内に送り込む。 古代を助けたい一心で、コスモクリーナーのスイッチを入れた森雪。 しかし、無情にも、雪は帰らぬ人となりました。 悲しみのあまり、どうしてよいかわからない古代は、沖田のもとへ。 沖田は古代に語りました。 「君は今度の航海を通して、より多くの人を愛するというこ . . . 本文を読む

「守、愛してるわ」「進、許してくれ」(第25話)

2018-09-24 14:12:00 | ヤマト名セリフ集
何という劇的なシーンだろう。 また、何という美しいシーンだろう。 テレビで見た時、この古代守の決断には衝撃を受けた。 宇宙を超えた愛。 その愛に殉じる古代守。 「守、愛してるわ」 涙で顔を覆い、立ち去るスターシャ。 そのスターシャを追う守。 一瞬、立ち止り、唯一の肉親である古代進を見詰める。 「進、許してくれ」 そして、船に乗り込み固く抱き合う二人。 二人は、滅びゆく . . . 本文を読む

「運命を受け入れるだけでは、愛は実りませんわ」(第25話)

2018-09-24 13:10:39 | ヤマト名セリフ集
宇宙戦艦ヤマトの物語の基本に流れている考えがある。 それは「運命に立ち向かう生き方」である。 それは、地球が滅亡しゆく運命に立ち向かったのがヤマトであるし、 この森雪のセリフにも、その考え方がにじみ出ている。 イスカンダルにて、スターシャが古代たちに、 「会わせたい地球人がいる」と語った。 それは、冥王星会戦で戦死したと思われていた古代守だった。 古代守は、その後、ガミラスに捕虜 . . . 本文を読む

「この機会に艦長として、一言だけ諸君に申し上げたい。ありがとう」(第24話)

2018-09-24 13:03:10 | ヤマト名セリフ集
戦い終えて、ヤマトはついに、ついにイスカンダルへ。 人類の歴史に大いなる足跡を刻んだ。 沖田艦長は、この壮挙に、マイクをとって、全乗組員に語った。 「我々は、ついにイスカンダルへ来た。見たまえ、今、諸君の目の前にイスカンダルがある。この機会に艦長として、一言だけ諸君に申し上げたい。ありがとう。以上だ。」 この「ありがとう」という一言はきっと皆の心に響いたことだろう。 「ありがとう . . . 本文を読む

「我々がしなければならなかったのは、戦うことじゃない。愛し合うことだった」(第24話)

2018-09-24 12:01:39 | ヤマト名セリフ集
ガミラスとの戦いは終わった。 ヤマトは勝った。 地球を苦しめ続けてきた宿敵・ガミラス星は陥落した。 しかし、古代と雪は、あるひとつの星が滅んだことを知った。 古代が外に出て見ると、そこには廃墟が広がっていた。 また、すすりなく雪の姿があった。 雪は叫んだ。 「私たちは何ということをしてしまったの。私にはもう神様の姿が見えない-」 それに呼応するかのように古代はつぶやく。 . . . 本文を読む

「海へもぐるんだよ」(第24話)

2018-09-24 11:00:20 | ヤマト名セリフ集
激しいガミラス本土決戦。 いかに指揮をとるべきか。 古代はどうしてよいかわからなくなってしまった。 艦長室を訪ねる古代。 いかに戦うべきか、沖田に指示を仰いだ。 沖田の放った指示は思いもかけない一言だった。 「海にもぐるんだよ」 沖田はすでにガミラス星の構造を見抜いていた。 わずかの時間の間に、この星の構造を理解するとは確かにただものではない。 様々な学問を修してのことだろう . . . 本文を読む

「あきらめないで。今が一番大切な時よ」(第24話)

2018-09-24 09:58:17 | ヤマト名セリフ集
第23話以降は、名場面、名セリフが多い。 いよいよガミラスとの本土決戦に突入。 硫酸の海に落とされ、上から、横から爆撃を食らうヤマト。 思わず、倒れる乗組員たち。 衝撃に、森雪も席からはじきとばされた。 抱きかかえる古代。 雪は古代に尋ねる。 「ヤマトはどうなるの?」 答える古代。「もう、だめかもしれない」 それに対して、雪が言った言葉。 「あきらめないで。今が一番大切な時 . . . 本文を読む

「ガミラスを葬らぬ限り、イスカンダルへの道はない。やりなさい。古代」(第23話)

2018-09-23 17:56:51 | ヤマト名セリフ集
節目節目で聞く沖田の言葉は、本当に重い。 古代は、判断に迷ったら、すぐ沖田に指示を仰ぐ。 沖田は、若き艦長代理に、その経験から出る含蓄の指示を出す。 イスカンダルというゴールを目前にして、襲い来た最大の試練。 しかし、これを乗り越えずして、ゴールはない。 「ガミラスを葬らぬ限り、イスカンダルへの道はない。やりなさい。古代」 静かなこの一言から、星と星の運命をかけた戦いが幕を開けた。 . . . 本文を読む

「自分の力で、ガミラスの妨害を破って、イスカンダルへ来て下さい」(第23話)

2018-09-23 17:00:00 | ヤマト名セリフ集
イスカンダルとの交信がようやく回復。 そのとき、途切れ途切れの交信のなかで、 スターシャがヤマトの乗組員たちに告げたメッセージ。 「ガミラスによって通信が妨害されています。もう誘導はできません。  自分の力で、ガミラスの妨害を破って、イスカンダルへ来て下さい」 一見、冷たいようだが、すべての現実を知り尽くしたスターシャの的確な励ましだ。 何かしてあげたいが、何もしてあげられない。 . . . 本文を読む

「島、航海長としての君の腕は確かだった。さっきの俺の態度は謝るよ。許してくれ」(第23話)

2018-09-23 16:55:16 | ヤマト名セリフ集
信じて進んできた航海の果てに待ち受けていたものは ミサイルの攻撃だった。 「なぜ!」 「イスカンダルに来るつもりが、まちがえて、ガミラスに来てしまったのでは?!」 皆に衝撃が走る。 古代は島を疑い、責めた。 しかし、調査の上、わかったことは、イスカンダルは、ガミラスのすぐ隣にあること。 つまり、ガミラスとイスカンダルは二重惑星だったということ。 島の航路分析に間違いはなかった。 . . . 本文を読む

「科学の力は劣っていても同じ人間です。生きる権利があります」(第23話)

2018-09-23 16:00:30 | ヤマト名セリフ集
地球を救おうとするスターシャ。 一方、地球を滅ぼして、そこに移住を企てるデスラ―。 二人は兄弟星のそれぞれの主。 ホットラインで二人が対話。 スターシャは、デスラ―のやり方に抗議。 そのときにスターシャが言った言葉。 「科学の力は劣っていても、同じ人間です。生きる権利があります」 まさか、イスカンダルとガミラスが兄弟星であったとは 古代たちにとっては大きな驚きであったにちがいな . . . 本文を読む

「百里の道を行くときは九十九里をもって半ばとせよ」(第23話)

2018-09-23 15:53:08 | ヤマト名セリフ集
ヤマトは七色星団の戦いに勝利し、ついに大マゼラン雲に到達。 そのときに、デッキで佐渡先生が古代に言った言葉。 さすが、年の功。 含蓄のある言葉だ。 「しかし、油断はするなよ。昔の人が言っておる。  百里の道を行くときは九十九里をもって半ばとせよ、とな。  たとえば、100キロの旅をするとして、  99キロまで来たときに、ようやく半分来たと思え、ちゅうんだ。  今の我々にあてはま . . . 本文を読む

「勝利の宣言をするための水さかずきだ」(第21話)

2018-09-22 23:38:30 | ヤマト名セリフ集
引き続き、決戦前の挨拶で沖田が言った言葉です。 「いいか、諸君、もう一度ここで、諸君とともに、勝利の宣言をするための水さかずきだ」 「おー!」 決戦前にする勝利の宣言。 勝てる保証はなにもないのに、なんという強気でしょう。 しかし、大義に生きる沖田には勝利の確信が燃え滾っていたのです。 圧倒的な不利な状況にあっても、沖田は、 「絶対に負けない」「必ず勝つ」という一念が定まっていました . . . 本文を読む

「全宇宙の平和を獲得するために、全力を投入して勝利を収めなければならない」(第21話)

2018-09-22 23:24:45 | ヤマト名セリフ集
「我々も祖国の危機を救うため、ひいては、全宇宙の平和を獲得するために、  全力を投入して勝利を収めなければならない」 七色星団での決戦を前に、沖田が乗組員たちに語った言葉です。 自分たちのために他の星々を蹂躙してきたガミラス。 全宇宙の平和のために戦おうとするヤマト。 この大義こそが、後のヤマトの勝因だったと思います。 . . . 本文を読む

「挑戦を受ける。一度は通らなければならない我々の試練なのだ」(第21話)

2018-09-22 22:47:13 | ヤマト名セリフ集
ヤマトへドメルからの挑戦状が届きました。 七色星団での決戦です。 その内容を聞いて、乗組員たちの意見は分かれる。 挑戦を受けるべきか、受けざるべきか。 そのとき、沖田艦長が発した言葉です。 「挑戦を受ける。一度は通らなければならない我々の試練なのだ。必ず勝ってイスカンダルへたどりつかなければならない」 人生は試練の連続です。 また、誰しも、一度や二度、大きな大きな試練に出くわすでしょう。 . . . 本文を読む