いきりたった古代は徳川機関長に質問します。
「徳川さん、沖田艦長ってどんな人ですか?」と。
兄を見殺しにされたと思い込み、
沖田の前で怒りの感情を抑えることができない古代に
徳川機関長は、あの戦いで、肉親を失った者は
古代だけでないこと。
沖田艦長もたった一人のお子さんを
古代守と同じ戦いで失ったことをつげ、
静かにこう語ります。
「あの人は万に一つでも可能性を発見したら
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ある意味では無謀とも言えるヤマトの航海。
この航海の出発式に際し、沖田艦長は、
乗組員の青年たちに選択の機会を与えます。
「抜けたい者は行進の時に抜けてくれ」と。
しかし、沖田に入った報告は次の通りでした。
「艦長、全員乗船しました!欠員なし!」
全員が誓いの乗船を果たした報告を受け、
沖田艦長は「ん」と、大きく頷きます。
乗組員たちは、全員が、「何としてもこの地球を救うのだ . . . 本文を読む
「私たちの生きがいは創造的であることです。
創造的とは、私たちが住んでいるこの宇宙を変えようと努力することです。
できるならつけ加えようと努力すること、
宇宙上に与えられたものに悪いものではなく、
善いものをつけ加えようと努力することです。
生きがいとしてよいことの一つは、
この宇宙をよりよくしようと努力することです」
(アーノルド・トインビー) . . . 本文を読む
総員が乗り込み、ヤマトは発進の時が近づいてきました。
しかし、古代は、沖田艦長が、
兄・守を見殺しにしたと思いこんでいるのか、
素直に信頼することができません。
艦内を、沖田艦長から案内してもらうときも
その怒りを抑えることができないでいました。
そんな古代を見て、機関長の徳川が語り掛けます。
「古代、肉親を失った者は君一人じゃないんだ。
それを忘れちゃいけない。
沖田艦 . . . 本文を読む
第2話のはじめでは、地球の各地から、悲鳴に似たSOSが発信されるシーンが。
それを聞き、いたたまれなくなった沖田は、
司令官にイスカンダル行きの固い決意を告げます。
沖田の身体を心配する司令に対し、沖田はこう告げるのでした。
「14万8千光年の旅はわしの命を奪うことになるかもしれない。
しかし、イスカンダルへの旅は命を賭けるだけの値打ちが、わしはあると思う」
人生を賭けて、人類を救 . . . 本文を読む
「見ておれ、悪魔。わしは命あるかぎり戦うぞ。
決して絶望はしない。たとえ最後の一人になっても
わしは絶望しない」
沖田十三が、地球防衛軍艦隊を率いてガミラスと戦うも
壊滅的打撃を受け、地球に帰還する際に
ガミラスへの仇討ちを期するシーンのセリフです。
「決して絶望しない」ということを、
こういう状況の中で言える沖田十三はすごい。
愛する家族を奪ったガミラスへの仇討ちの一念と、
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ささきいさおさんが歌う名曲「真っ赤なスカーフ」、大好きです。
最近、また、よく聞いています。
最近、この歌詞に妙に共感してます。
「あの娘がふっていた 真っ赤なスカーフ
誰のためだと思っているか
誰のためでもいいじゃないか
みんな その気でいればいい」
「俺だ」「俺だ」と、「小異」にこだわるのではなく、
「誰のためでもいいじゃないか」と、
小さなこだわりを捨て、広い心で「大同 . . . 本文を読む
6年ぶりの投稿となりました。
私の中で、今再び「ヤマト」が再燃してきましたものですから、
また、皆さんと、ヤマトに乗って人生の航海をしていくつもりで
気持ち新たにつづっていこうと思います。
最近、心に響いた言葉があります。
アインシュタインの言葉です。
「人生には二通りの生き方しかない。
ひとつは、奇跡など何も起こらないと思って生きること。
もうひとつは、あらゆるものが奇跡だと . . . 本文を読む