昨日観た映画。
「ダンシング・チャップリン」
バレエを映画で再構成ってどういうことかと思ったら、なるほどー。
今までのバレエ映画とはひと味違って、良かった。
のえちねえさん、しっぽを毛づくろいしてるうちに、
うとうと……。
ぐー。
ぽとり。
あっ、しっぽを取り落とした。
昨日観た映画。
「ショージとタカオ」
後処理もあるので、今日あたりはまだ映画に行けないかなと思ったが、仕事が終わった時間が、夕方一回きりのこの映画の時間にちょうどよく合ったので、エイッと行ってきました。
ずっと予定していたのが流れていたので、最終日に間に合って良かった。
読み終えるのにおっそろしく時間がかかった「猫鳴り」
私はクライマックスや結末を盗み読みしつつ(一人で読んでるんだから盗み読みでもないんだけど)、ああ、あの展開まで経過を辿っていくのか、などと安心して読み進めるヘンなクセがあるのだが、これに関しては、あの結末に至るのかと思うと辛くて、特に第三部になってからはちっとも進まず、ため息をついては本を閉じ、また数行前から辿り返す繰り返し。
猫を題材にしたものはつい手が出てしまうけど、どんなに途中、猫との幸せな生活が綴られても、そのラストは大抵猫との別れ。「ノラや」もさんざん泣きながら読んだが、つまりそうなると最後の印象の方が強く残ってしまって、辛くなる。それなのにやっぱり手が出てしまう。まるでのえちとの別れを予行演習しているような気分になる。マゾかよ、と思う。考えたくないのに、なんだろう。
でも、凄く辛いのに、凄く良い本だった。
のえちにもモンくらい長生きしてほしいな。長生きの点だけで言えば……。
昨日の告別式をもって、社葬は滞りなく終了。
親戚などの葬儀に参列するのと違って、社員の一人として裏方につき、案内状やら生花やらお香典の計算やらと、何もかもが初体験で、大人の勉強させていただきました。
会長は老年に差し鰍ゥっていたとはいえ、天寿というには若すぎ、現役時代を共に闘った仲卸の仲間達、幼なじみという言葉をこういう年齢まで保てることがとても羨ましく思える地元江戸っ子のおじ様たち、そしてすっかり小さくなってしきりに涙をぬぐっていらした会長のお母様などなど、しんみりとする葬儀でありました。
営業の男の子たちは、店ではャPットのいっぱいある作業服に長靴、事務所ではTシャツかャ鴻Vャツにジーンズ、あるいはサーフパンツからすね毛にょっきりといったラフないでたちなもんだから、礼服を着るだけでやたら新鮮。
てか、それを想像してる時からワクワクしてたんだが(バカ)、想像どおり、ほぉ……キマるじゃん、などと、こんな時に不謹慎にも見惚れてしまうんであった。
若いオノコの礼服姿はいいのぉー ポ オバチャン目線……。
ま、若いといっても大体がアラサーあたりだが。
いつもはパチンコかキャバクラの話題で盛り上がってるようなダラダラした男子たちなんだが、礼服で集団でいると、ちょっとなんだかオッと思う。
ま、ヤクザの若頭風のヤツもいるが(^^;
しかしそれも含めてキマッてるじゃーん、と萌え萌え(*^^*)
ネクタイを締めるのが慣れてないもんだから(普通の社会人じゃないな……)事務所に唯一あるトイレの鏡に皆でひしめきあって、悪戦苦闘しているのも、なんとも可愛いのであった。
出棺の時、彼ら総出で会長の眠る白木の棺をしずしずとかついでいる画は、うーん、更に不謹慎かな、でもなんだかやたら美しく、ウチの男の子たちもなかなかどうして悪くないじゃないの、と胸がじーんとしたんであった。
いつもは冷静沈着な社長(会長の息子さん)が、最後の挨拶で言葉を詰まらせたのも、来るものがあった。
これからは皆で頑張っていかなきゃね。
ねえ、のえち
「……」