表題の写真は雨ヶ池にて、奥は三俣山・北峰
長者原・タデ原湿原を出発して(昨日記事参照下さい)
涼やかな森林帯の中を登るルートにより比較的楽に雨ヶ池に到着
さて~目的の「ノハナショウブ」の群生状況は~?
雨ヶ池は、標高 1358 m 通常は湿地だが・・・雨の後水が溜まり
池になることからその名前がついたらしい。
今日は、文字どうり雨ヶ池でした。
先ず、長者原から雨ヶ池に向かって登る登山ルートには
ヤマアジサイが随所で見頃で、登山中癒されます。
↓ヤマアジサイ
長者原を出発しておよそ50分で雨ヶ池到着
(今日は、途中であまり写真撮らなかったので早い)
↓ 雨ヶ池の木道の付近、白い穂花がいっぱい (写真中央手前付近)
↓ 上の木道付近の白い花、これは「シライトソウ」でしたかね?
↓ シモツケもたくさん見かけます。
雨ヶ池を望みながら・・・
ノハナショウブは~?
↓
ノハナショウブはご覧のとうり
年々花が少なくなってますが
特に今年は、長雨で周りの雑草が伸びすぎ
いまいち「ノハナショウブ」の存在が感じられず、見ごたえが無い
↓
↓下の写真(2枚) 奥は双耳峰の「平冶岳」
↓下の写真 奥は三俣山・北峰
では次に、キスゲは?
キスゲの群生場所付近も池になっていました。
景観はとても素晴らしかったけど、花は全くありませんでした。
↓
結論としては
ノハナショウブもキスゲもまだ少し時期尚早であったかも知れません
標高の低いタデ原湿原にいっぱい咲いてましたので
やはり雨ヶ池は7月20日前後がベストでしょう
少し期待外れでしたが、自然相手では仕方ありませんね
この後、坊がつるに向かいます。・・・(K)
真っ青な空に白い雲が浮かび、濃い緑の樹木の深さが目に飛び込んできます。
リンク先はプロバイザーを代えていたり削除されてますから、時々吟味することにしています。第一、HPはは既に完成しているため、リンク先は減るばかりです。
こんかい、ブログに転載したことで文章を見直したことから、オリジナルと若干文言が違います。いま志しているのはオリジナル「もののはじめ」の全転載です。
しかし、一部についてはブログで使うタグに制限があるのでリンクさせて一覧にする途しか術はありません。
本日の一番手はアジサイ科アジサイ属、「ヤマアジサイ」。
山中の沢などに咲くので、「サワアジサイ」とも呼ばれますが特別な分類は無く、いわゆるガクアジサイの一種。
「甘茶」は「アマチャヅル」から作られたりもするが、本来「ガクアジサイ」の一種の若葉を使い「甘茶」とする。
二番手は、ユリ科シライトソウ属の多年草、「白糸草(シライトソウ)」
ビンを洗うブラシのようだが、花の咲いている部分の茎まで白く、下の方から順番に開花していきます。
群生している姿はとても美しく、幻想的ですら有りますね。
「下野(シモツケ)」はバラ科シモツケ属の落葉低木。
いま話題の富士山にも咲いており、和名は群馬県の旧名、下野国から。
最後に本日の真打、「ノ花ショウブ」の群生。
写真の花元には、鮮やかな黄色い線が見られますので、間違いなく「花ショウブ」の原種ですね。
(K)様の言われるように、周りの草丈が高いので、花が埋もれるたような感じで、迫力に欠けますね。
自然が相手ですので、まさか草刈する訳にもいきませんので、これはこれで良しとしましょう。(笑)
ここまでのコースならば、私でもなんとか付いて行けそうな、楽しそうな夏山登山でした。
若い頃行った、尾瀬ヶ原を思い出しました。
明日も楽しみにしております。
>時期尚早・・・
釣り雑誌も、クロやチヌが釣れる時期より一ヶ月早めに釣りに行き雑誌に載せます。雑誌が発売されるのは、早くても、一ヶ月後になりますので。
よって、のっこみ(釣れる時期)でないので、釣り人は大変です。最低一匹は釣らないと、絵が撮れませんし、記事にもなりません。
K様が、花の真盛りに行きブログに載せても、すぐ行ける人は良いですが、週末にしか行けない人にとっては、大変役に立つ情報と思いますので、高山植物雑誌の役割は果たしてると思います。決して、K算違いではないですよ。
(iina)さま
山の淋しいみずうみに~♪ではなく、山の水たまり風景に
真夏の色と言う事で、コメントありがとうございました。
梅雨も明けていよいよ夏本番ですね
「危険な遊び」
ワニの口の中は、ちょっとまずいでしょう~いくらなんでも
この「笑撃」どのようにして撮影したのでしょう?
これはもう「禁じられた遊び」ですね。ナルシソ・イエペスの演奏で聴きたい
(あQ)さま
こどもは、なぜ水遊びが好きなんでしょう
山野草の解説
いつものことながら詳細に述べられてとても参考になります。
問題は、すぐ忘れること
データーベース化を考えないといけませんね
ところで、気になる点が・・・
>本日の一番手はアジサイ科アジサイ属、「ヤマアジサイ」。
実は、雨ヶ池に向かう登山道に設置されている案内板には
「ヤマアジサイ ゆきのした科」と表示されているのですが・・・
>若い頃行った、尾瀬ヶ原を思い出しました。
私は、尾瀬沼には行ったことあるのですが、尾瀬ヶ原は行って無いのです。
是非尾瀬の湿原歩きを楽しみたいものです。
(大工さん)さま
ええっ~釣り雑誌は、そうなんですか?
意外とリアルを追及しているものなんですね、初めて知りました。
一方、登山関連の雑誌もたくさん有りますが
山野草や紅葉など情報を1ヶ月も前に写真掲載するのは、さすがに無理ですね
そこで必要な写真はおおむね数年前までのが採用されている様です。
釣り雑誌も、少なくとも昨年の実績写真掲載という訳にはいかないのでしょうか
確かに編集者泣かせですね
>K算違いではないですよ。
誰かがご参考にしていただければ幸いなことですね
ありがとうございました。
植物の分類には、幾つもの分類方法がございます。
最も古い分類体形は1887年から始まった、アドルフ・エングラー発表の「新エングラー体系」です。
アジサイは、1964年「新エングラー」の分類ではバラ目群マンサク目ユキノシタ科にありました。
1980年代、アーサー・クロンキストが提唱した「クロンキストン体系」ではバラ目の中にアジサイ科を独立分離しました。
現在最新分類体形は、1998年に登場した「APG体系」で、それまでのマクロ形態的分類から、ゲノム解析を用いたミクロ的なものの見方に移ってきております。
日本の植物辞典では1990年までアジサイはユキノシタ科のアジサイと、なっておりました。
1990年以降の辞書では、ハイドランジア目ハイドランジア科(アジサイの学名)のアジサイと表記されます。
って、分かりづらいですね。
つまり、1990年以前の表記は「ユキノシタ科」で1990年以降は「アジサイ科」に変わったということです。
どちらでも、間違いではないのですが、科学技術の進歩で、感覚的な分類方法から、科学的な分類に変わったということです。
>こどもは、なぜ水遊びが好きなんでしょう
教育関係者は、子供の水遊びは子供の実験行為と言い、知能を高め、水への恐怖心も取り除く行為とも。
あくまでも私の個人的な見解ですが
赤ちゃんは、10月10日も羊水の中で、古代から現在の人型までの進化成長を経験します。
羊水は古代の生命の発祥の源となった、古代海と同じ塩分濃度といわれます。
そんな人間の持つ本能が、素直な子供たちを水遊びへと誘うのではないでしょうか。
江戸の三大祭りは夏祭り。
今年も8月15日(木)には「深川八幡祭り」の神輿渡御が行われ、盛大に水を浴びせられます。
各町内の神酒所では、高い所からバケツで頭から水が掛けられ、消防団は消火ホースで水の洗礼。
先頭を担ぐと、息も出来ないほどの手洗い力水を浴びます。
元々は、足元にまいて暑さを凌いだのが始まりだそうですが、今や戦闘モード全開。(笑)
新東京タワー「スカイツリー」のお膝元、54基の神輿連合渡御は圧巻です。
年だから、今年はもう担ぎに行かないつもりです。
タイの「ソンクラーン」は4月13日~15日に行われる「水掛け祭り。
大型水鉄砲も登場し、大人も子供も盛大に水掛けを楽しみます。
でも、私しは水が苦手。
だって俺、泳げないんだもん。(笑)
大変な時刻に・・・申し訳ないです。
冒頭の「海は恋してる ♪ ザ・リガニーズ 」懐かしいす。
他に、「ザ・スパイダース の 夕陽が泣いている ♪」も良い歌ですね
アジサイは ”アジサイ科”、それとも”ユキノシタ科”?と言うことに対し
ご解説いただきましてありがとうございました。
>つまり、1990年以前の表記は「ユキノシタ科」で1990年以降は「アジサイ科」に変わったということです。
なかなか難しいですが、この一言でおおむね理解できました。
子供の水遊びについて
成る程~と頷きながら拝見しました。 納得のご説明でした。
あQさまは、いろいろな分野においても本当にお詳しいですね
とても有意義でした。
ありがとうございました。