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伝説のブログ

スポーツや音楽、社会批評など、感じたことを語ります。

熱い心の完璧投球術 杉内俊哉

2015-10-10 23:16:42 | Weblog
 現在は巨人で活躍する杉内だが、全盛期のソフトバンク時代の印象があまりにも強い。球の切れも変化球も超一流で、コントロールも抜群。それでいて強い気持ちで攻める投球ができる。
 当時、王貞治監督が「27人全員三振に仕留めても、どこか不満が残る。杉内は、そういうレベルの投手」と評したほど、ソフトバンク時代の杉内は、打てる気がしない投手だった。
 選手層の厚い巨人で、ずっとローテーション投手として勝ち続けるのは困難ではあるが、何とか通算200勝を達成してもらいたいものである。

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冷静沈着な技巧派 和田毅

2015-10-03 14:34:32 | Weblog
 和田と杉内のダブルエースが揃っていたソフトバンクは、本当に最強のチームだった。
 腕が遅れてくるため、球速以上に球が速く見えるという利点を生かした投球術で、打者はタイミングを外される。常にポーカーフェイスで打者に狙い球を絞らせず、柔らかい投球フォームで淡々と抑えていく。
 大リーグでは手術や故障で本来の力を出し切れていないが、万全の状態に早く戻して、ソフトバンクにいたころの投球を披露してほしいものである。

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すり足投法のシュート使い 朝倉健太

2015-09-27 14:44:00 | Weblog
 朝倉健太が右腕の血行障害によって、活躍期間が短くなってしまったのは本当に惜しい。
 あの故障さえなければ、今もまだローテーション投手として活躍していたはずである。34歳で引退はあまりにも早い。
 川上、山本昌、朝倉、中田といった黄金時代を支えた先発投手は、それぞれ違った特徴を持つ投手で、どの投手も球場で見たくなるほどであった。
 朝倉は、すり足投法から綺麗な直球を投げ、シュート習得後は、打者のバットの芯を確実に外してゴロを打たせる投球で凡打の山を築いた。
 2008年以降は、本来の球威を失って苦労したが、その経験が今後の指導経験にきっと生きてくるはずである。

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出場機会に恵まれない元三冠王 松中信彦

2015-09-22 18:54:00 | Weblog
 最近、見かけなくなってしまったなという選手の中で、1軍で起用されたらまだまだ活躍できるだろうと言えるのは松中だろう。
 21世紀に入ってから三冠王を獲得したのは、いまだ松中のみである。それほど、本塁打を量産できて打率を稼ぐということは難しいのである。

 松中の打撃技術は、超一流であり、内角球をライトスタンドへ運んでいく技術はそう真似できるものではない。
 首脳陣の起用法に異議を唱えて干されてしまった感は強いが、松中の打撃はチームを活気づけるだけの力を持つだけに、ソフトバンクも代打の切り札として起用するか、起用しないのであれば、他球団にトレードしてほしいものである。

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相手にとっては嫌らしい打者 東出輝裕

2015-09-13 13:39:03 | Weblog
 いつのまにか姿を見かけなくなった東出だが、まだ35歳であり、まだまだ一花咲かせることが可能なはずだ。
 東出が計ったように一二塁間をゴロで破っていくライト前ヒットを量産していた頃は、本当にいやらしい選手だった。
 菊池が出てくるまでは、広島の二塁手と言えば東出で、攻守に渡って広島を牽引する選手だった。
 本塁打は、通算12本と少ないものの、2008年には打率.310を記録したように、単打を放つ技術は超一流である。

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故障がなければ世紀の大砲 多村仁志

2015-09-12 14:53:41 | Weblog
 多村が仮に故障をしない選手だったとしたら、どんな成績を残しただろうか。確実に2000本安打は達成できていただろうし、400本塁打も達成できていたのではないだろうか。
 広角に打てて本塁打も量産できる。三冠王を獲得してもおかしくないほどの選手だ。
 2015年で実働17年目になるが、100試合以上出場したのがわずか5年しかない。それほど故障が多い選手であることが分かるのだが、それでも200本近い本塁打を放っている。
 2004年には打率.305、40本塁打、100打点。2010年にも打率.324、27本塁打、89打点。
 にもかかわらず、安打数はいまだ1200本に満たない。若い頃から故障しないように体調管理してやり直したら、本当にすさまじい記録を作りそうだ。

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ここぞでパンチ力の男 村田修一

2015-08-30 12:43:45 | Weblog
 巨人は、衰えを見せ始めるとあっという間に首脳陣から見捨てられる。あまりに戦力層が厚い上に、すぐに大型補強をするため、特に外様選手は使い捨ての要素が強くなる。
 村田も、巨人入団当初とは随分扱いが変わってきているように感じられる。現在の巨人では四番打者を務めるなら村田が最適なのだが、下位で起用されたり、スタメンを外されたりと、もったいない起用が行われるようになってきた。
 横浜で2年連続本塁打王に輝いたそのパンチ力は、他球団からは脅威なだけに、村田はクリーンアップで起用してほしいところである。

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東京五輪エンブレム問題の本質

2015-08-22 21:51:00 | Weblog
盗作疑惑の東京五輪のエンブレム問題。
佐野研二郎には次々と盗作や盗作疑惑が出てきているが、最大の問題はそこではない。なぜなら佐野研二郎は、何を作っても受賞できる巨大権力の中に身を置いていただけだからだ。
最大の問題は、東京五輪のエンブレムの審査が身内で行われてしまっていたことだ。

盗作疑惑が出たことで、これまでの様々な賞も、身内で順番に回していただけという悲しい現実が暴かれている。人が選ぶ賞というのは、必ず主観が入るので、どのような分野でも多かれ少なかれある。

公平に賞を選ぶのであれば、全国民を対象にした投票審査で選ぶべきである。数人の審査員の選定では、利権と主観でしか選ばれない。
もっと多くの一般庶民がそれぞれの感性で選んで最も数が多かった作品。それが本来、東京五輪のエンブレムにすべきである。

切れ味鋭いシュートの守護神 武田久

2015-08-22 19:28:53 | Weblog
 若手の頃はセットアッパーとしてタイトルも獲得し、その後、守護神として数々のタイトルを手にした武田久も、ここ2年は本来の実力が影をひそめたままである。
 低いリリースポイントから伸びてくる直球と右打者の体の方へ食い込んでいく鋭いシュートが素晴らしく、全盛期は武田久が出てきたらもう終わりと思えるほど安心感を与える投球を見せた。
 特に2009年の3勝0敗34セーブ、防御率1.20という成績はまさに鉄壁の守護神と言える。
 何とか復活して、再び守護神としての活躍を見たいものだ。

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左肘が曲がったままの変則投法エース 武田勝

2015-08-16 21:13:33 | Weblog
 日本ハムの左のエースと言えば武田勝である。右ではダルビッシュ有、大谷翔平と剛腕投手がエースとして君臨しているが、武田は、技巧派であり、140キロに満たない直球と多彩な変化球、変則的な投法、抜群のコントロールを駆使して粘り強く抑えていく。

 アマチュア時代、野村克也の下で力をつけたことでも有名である。アマチュア時代に度重なる左肘の故障でひじが曲がったままくっついてしまったとのことで、それが打ちにくい変則投法を生み出したそうだ。
 山本昌のように息の長い投手になってほしいものである。

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