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伝説のブログ

スポーツや音楽、社会批評など、感じたことを語ります。

ヤクルトの大黒柱 館山昌平

2015-05-30 12:36:46 | Weblog
 日本でもう50人以上が受けているトミー・ジョン手術。村田兆治や桑田真澄が有名だが、通常は1回だけしか受けない。
 しかし、館山昌平は、トミー・ジョン手術を3回も受けている。もちろん、日本のプロ野球選手では初である。
 今年、館山は、順調に復活への階段を上り始めている。
 打者がズドーンと来ると表現したあの剛速球がよみがえるのか。そして、絶妙のコントロールを駆使した投球術がよみがえるのか。
 ヤクルトが優勝争いするためには、大黒柱である館山の復活が不可欠だけに、慎重に調整を行い、無理せずに徐々に復活していってほしい。

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巨人重量打線の象徴 高橋由伸

2015-05-26 19:07:09 | Weblog
 私とほぼ同世代で天才と言えば、イチローと高橋由伸である。プロ1年目から打率3割、2年目に34本塁打を放ち、その後も長打力と確実性を兼ね備えた打者として巨人の重量打線を支え続けた。
 高橋と言えば、高めの球を軽々と綺麗なスイングでライトやレフトに運んでいく弾道が美しい。
 松井秀喜や清原和博の存在があまりにも強烈過ぎるがゆえに、突出して目立つことはなかったが、まぎれもなく日本野球を代表するスターである。
 2008年に腰の故障をしたため、いまだ2000本安打を達成できていないが、まだまだレギュラーとして活躍してもらいたいものである。

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衰え知らずの「ハマの番長」 三浦大輔

2015-05-23 21:30:50 | Weblog
 プロ野球界の番長と言えば、清原和博がまず浮かぶが、「ハマの番長」と言えば、三浦大輔である。リージェントの髪型に対するこだわりがそう呼ばれるようになったきっかけではあるが、いまだ投球に衰えを見せないのが真骨頂である。

 1993年に初勝利を挙げ、1995年からは先発ローテーション投手となった。いまだに先発で投げればエース級の働きを見せるほどで、当時とほとんどイメージも変わっていないところが驚異である。

 大きな故障をしないため、2015年5月5日にはプロ野球タイ記録となる23年連続勝利を達成。このまま故障をしなければ、来年にはプロ野球新記録が誕生しそうである。

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名実ともにグラウンド上の監督 谷繁元信

2015-05-21 23:53:45 | Weblog
 横浜時代は、1996年に打率3割を記録し、中日移籍1年目の2002年には24本塁打を記録した打撃の捕手谷繁が落合監督の下ではリードが評価されるようになり、イメージが大きく変わっていった。
 キャッチングとスローイングは、素晴らしいものがあり、いまだ中日では谷繁を押しのけてレギュラーを張れる捕手は出てきていない。

 中日の黄金時代は、谷繁のリードや守備力によるところが大きく、谷繁が中日に移籍してきてレギュラーで活躍しているときに中日の成績が大きく落ち込むことがなかったのも彼の力を証明している。

 今年は、野村克也の通算3017試合出場を超える年になりそうだが、捕手としてチームを優勝に導く役割もまだまだ果たしてもらいところである。

伝説のプレーヤー 谷繁元信
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イチローに最も近付いた男 福浦和也

2015-05-13 22:58:33 | Weblog
 2001年に打率.346で首位打者になったときには、イチローに近づける選手が現れたと思ったものだ。
 その年から6年連続3割を達成し、日本を代表する安打製造機になった。さすがにイチローを超える存在にはなりえなかったが、イチローが大リーグ移籍後の日本野球を引っ張ったのは、まぎれもなく福浦だった。

 体型や打席での雰囲気、振る舞いも少しイチローに似ていて、打撃に対する求道者に見えてくる。
 2000本安打までまだ100安打以上打たなければならないが、ぜひ達成するまで続けてほしいものである。

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完璧を求める技術屋 和田一浩

2015-05-06 20:46:14 | Weblog
 和田は、遅咲きの選手である。西武での若手時代はまだ伊東勤がレギュラーを張っていたからなのだが、小笠原も、和田も、捕手をやめてから大打者になったことは興味深い。福田永将にも大いに期待が持てるからである。
 40歳を超えてもなおレギュラーとして活躍しているものの、まだ2000本安打を達成できない。昨年、達成できると思いきや故障をしてしまい、今年達成することになりそうである。

 和田と言えば、最大の特徴は独特のオープンスタンスだ。西武時代のフォームは極端なほどであったが、最近はさほど気にならないほどのスタンスになってきた。
 さらに驚くべきは、2010年に自己最高の成績を残しながら、2011年にはスクエアスタンスに変えて、さらなる成績上昇を図ろうとしたところである。残念ながらその試みは失敗に終わったが、40代になっても技術の革新に余念がない。
 あとは、何歳までレギュラーを張れるかという挑戦を、あくなき向上心とともに続けていってほしい。

伝説のプレーヤー 和田一浩
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右打者最高のアベレージヒッター 内川聖一

2015-05-05 23:20:20 | Weblog
 内川が右打者最高打率.378を残したのは、2008年のシーズンだ。そのうち落ちてくるだろうと思っていた打率がほとんど落ちずにシーズン終了を迎えたときは、ラッキーが続いたからだと思った。
 しかし、内川は、翌年以降もずっと3割を打ち続け、パリーグへ移籍しても、飛ばないボールになっても3割を打ち続けた。
 バットをラケットのように使って広角に打ち返す技術は、もはや史上最高と言ってもいいだろう。
 愛子様が内川のファンになったのも、その打撃技術を高く評価されたからであろう。
 ホームランバッターではないので目立つことは少ないが、イチローに匹敵するバッターだ。おそらく通算で残る打率やシーズン3割の記録は、プロ野球史に長く残るであろうから、今のうちに内川の打撃をしっかりと見ておくべきである。

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極めて長いルーティンに見える打撃へのこだわり 長谷川勇也

2015-05-04 13:01:33 | プロ野球
 ソフトバンクは、打撃を究めようとする打者が多く存在しているが、中でも長谷川勇也の打撃は一見の価値がある。

 極めて長い打席でのルーティンは、素人目で見るとロボットのようだが、その1つ1つの動きに打席での様々な確認事項が網羅されていることは容易に推測できる。
 自らの型を究め、そして、自らの打撃を一切崩そうとしない一貫性は、長谷川が打撃をどこまでも突き詰めていこうとする求道者の姿にしている。

 2013年には打率.341で首位打者を獲得したが、それを超える打率を今後は残してくれるのではないかという期待感が常にある。

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