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伝説のブログ

スポーツや音楽、社会批評など、感じたことを語ります。

日本ナンバー1の安打製造機 秋山翔吾

2015-12-27 14:51:13 | プロ野球
 2015年にシーズン史上最高安打数を記録した秋山翔吾は、2014年までの打撃を思い切って変えて成功した選手である。ここまで覚醒するとは思っていなかったが、何か一つのきっかけによって大きく飛躍することができる典型である。

 長打を捨てて打率を上げるために、構える位置を下げ、さらにバットを寝かすようにしたそうだが、それで自己最高の本塁打数を稼ぎ出すのだから、分からないものである。

 守備の名手でもあるので、日本代表チームでも不動の1番打者として長く活躍してもらいたい。

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若きスラッガー 中田翔

2015-12-12 17:29:58 | プロ野球
 日本代表の四番候補といえば、真っ先に名前が上がってくるのが中田翔である。
 順調に実力を伸ばしていけば、日本人初の55本塁打超えも達成できるのではないかと思う。
 いまだ30本塁打が最高という状況ではあるが、プレミア12の活躍を見れば、来年以降の飛躍が期待できる。

 豪快な打撃と同様に豪快な言動にも注目が集まるが、清原のように尻すぼみの成績になってしまわないよう、しっかり体調管理をして、長く日本代表の主軸として活躍してもらいたい。

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最優良外国人選手 アレックス・ラミレス

2015-11-21 18:24:02 | プロ野球
 圧倒的な迫力はなかったが、もっとも日本で活躍した外国人選手。それがアレックス・ラミレスである。
 外国人選手と言えば、ランディ・バース、タフィ・ローズ、アレックス・カブレラ、ウラディミール・バレンティンといった大砲がどうしても思い浮かんでしまうが、ラミレスは、ブーマーに近い存在で、打率が稼げる好打者だった。それが日本で初めて2000本安打を達成した外国人になれた最大の要因だろう。

 人柄も明るく、本塁打を放った後のパフォーマンスは、多くのファンを魅了した。
 横浜DeNAがラミレスの監督就任を発表して驚いたが、考えてみればとにかく明るい中畑清の後を継ぐのは、ラミレスが最適である。
 ラミレスには、DeNAをかつて巨人在籍時のような重量打線に仕上げてほしい。今年は、巨人打線が迫力を失い、セリーグ全体に活気がなかっただけに、1球団くらいは打力を最優先にしたイケイケの球団があった方がいい。

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活躍すれば巨人が優勝 高橋尚成

2015-11-07 18:20:20 | プロ野球
 高橋尚成も、2015年限りで引退した。ここ3年間は目立った活躍をできてなかったので、驚きはないが、日本に戻ってきたときはまだそこそこ活躍できると思っていただけに、日本球界復帰後に1勝もできなかったことは心残りであろう。

 ただ、高橋の巨人時代、ニューヨークメッツ時代は、日本を代表する先発投手だった。
 2000年に新人として9勝を挙げると、そのまま先発ローテーション投手として長年活躍した。2002年、2007年~2009年のリーグ優勝にも大きく貢献した。
 尚成が活躍すれば巨人が優勝する。ムードメーカーでもあり、エースではないが安定した成績を残してくれる先発投手であった。

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オリックスの看板打者 谷佳知

2015-11-03 16:32:04 | プロ野球
 1990年代にオリックスで最も活躍した野手は、イチローだが、2000年代に最も活躍した野手は谷佳知である。
 2001年から4年連続3割を記録し、2001年には52二塁打を記録して日本記録を塗り替えた。
 右中間へ鋭い打球を飛ばすことができ、まさに二塁打の名手であり、安打製造機でもあった。
 2007年からの巨人の三連覇は、谷の移籍なくして達成できなかったはずである。
 先日、井端弘和も1900本台で引退を表明したが、谷も2000本安打まであと72本というところでの引退が惜しまれる。

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最も復活してほしい打者 栗原健太

2015-10-25 13:54:51 | プロ野球
 栗原健太がこのような苦境に陥るとは、2009年WBCの代表になったときは、誰も想像しなかっただろう。
 私も、いずれはミスター赤ヘルと呼ばれるような選手になっていくものだと思っていた。
 しかし、肘を傷めてから打撃の状態が上がってこず、2012年からは1軍で本塁打すら打てないという状態になっている。
 肘は3度の手術を行っているとのことだが、まだ若いので、何とか克服して再び1軍で本塁打を量産してもらいたい。


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極めて長いルーティンに見える打撃へのこだわり 長谷川勇也

2015-05-04 13:01:33 | プロ野球
 ソフトバンクは、打撃を究めようとする打者が多く存在しているが、中でも長谷川勇也の打撃は一見の価値がある。

 極めて長い打席でのルーティンは、素人目で見るとロボットのようだが、その1つ1つの動きに打席での様々な確認事項が網羅されていることは容易に推測できる。
 自らの型を究め、そして、自らの打撃を一切崩そうとしない一貫性は、長谷川が打撃をどこまでも突き詰めていこうとする求道者の姿にしている。

 2013年には打率.341で首位打者を獲得したが、それを超える打率を今後は残してくれるのではないかという期待感が常にある。

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1990年代に横浜のエースだった斎藤隆

2015-04-19 15:45:06 | プロ野球
 私がナゴヤ球場で斎藤が中日を2安打完封した試合を見たのは、1996年5月のことだった。
 それからもう20年がたとうとしているのに、斎藤は、楽天でいまだ現役投手として当時とほぼ変わらない速球を投げることができる。そのときの正捕手が谷繁だから2人とも、ここまで息の長い選手になるとは想像すらできなかった。

 2006年に大リーグ挑戦をしたときは、すぐに帰ってくるだろうと思ったものだが、まさかまさかの活躍で大リーグを代表するクローザーにまで登り詰めてしまった。
 その後、セットアッパーとして活躍し、結局、日本にいたときよりも遥かにいい成績を出して日本に凱旋することになった。大家と並んで、最も大リーグに適応した選手なのだ。

 そして、45歳になった今も楽天のセットアッパーとして活躍している。左投手では山本昌がいるため、最年長記録の更新は困難ではあるが、斎藤は、右投手としての最年長記録をどんどん打ち破っていくことになるだろう。
 そして、もしかしたら5、6年後、山本昌の記録さえ抜く存在になっている可能性もある。

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もはや世界のレジェンド 山本昌

2015-04-04 17:39:58 | プロ野球
 殿堂入り候補の紹介が一通り終わったので、次は今年注目すべきベテランを紹介していきたい。
 まず最初は、いずれ殿堂入りすることは確実で、もしかしたら国民栄誉賞さえもらえるのではないかという大投手山本昌である。

 1988年のリーグ優勝のとき、シーズン終盤に台頭して5連勝した衝撃は、もう27年前の話だ。
 2008年に通算200勝達成をナゴヤドームで観戦した歓喜からも、もう7年たっている。

 何と言っても、最年長登板記録を塗り替え、もはや登板するごとに前人未到の記録を塗り替えていくことになる。セリーグなのでバッターとしても最年長安打の記録を狙ってほしいものである。
 先発投手として2013年に5勝を挙げているように、まだまだ戦力としても十分通用するだけに、先発ローテーションで投げる姿を見てみたい。2桁勝利を挙げたら奇跡ではあるが、5勝くらいは好調な時期に1軍で投げれば達成できそうである。

 3/3の実戦登板で右膝をひねって1球降板してしまった山本昌だが、右膝蓋靱帯炎が軽傷であってほしいものである。
 これまで日本で50歳までプレーをした選手はおらず、山本昌には何としても50歳の壁を破ってもらいたい。そのためには、8月11日以降に1軍マウンドに登らねばならず、これ以上怪我をしないように慎重に調整してほしいものである。

山本昌 記録と伝説
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野球界の親分 大沢啓二

2015-03-29 16:33:31 | プロ野球
「親分」と言えば、大沢啓二の愛称である。「あっぱれ」「喝」「イラブクラゲ」など、巧みな発言でプロ野球を盛り上げた。
 選手としての実績は通算501安打でしかないが、監督としては13年間も務めており、1981年に日本ハムをリーグ優勝に導いた。それでも、不本意な成績に終わって、グラウンドでファンに土下座する姿が焼き付いているのは、やはり大沢の魅力である。
 大沢は、監督を退任後も、長年、プロ野球界のご意見番としてテレビで活躍した。親分肌のその発言は、芸能界でも目立っていて、プロ野球ファンの拡大に一役買っていた。
 総合的な評価では、当然殿堂入りすべき存在である。

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