伝説のブログ

スポーツや音楽、社会批評など、感じたことを語ります。

いつまでも万能プレーヤー 松井稼頭央

2015-07-25 14:35:47 | Weblog
 遊撃手でここまで打てる選手が現れるとは、西武も恐ろしい球団である。かつて、西武には石毛宏典という名選手がいたが、松井は、石毛をさらにスケールアップしたかのような選手である。
 何せ、スイッチヒッターでありながら、いつでも本塁打を打てる上にミート力があって打率を残せ、さらには俊足で盗塁王も獲得できる。それでいて守備にも穴がないという万能選手である。
 大リーグでは故障のせいで、なかなかレギュラーに定着できなかった感はあるものの、それでもスーパーサブとしてまずまずの活躍をした。
 そして、ベテランにさしかかって、今度は外野手として活躍をしている。大きな衰えもないだけに、日米通算で3000本安打を達成する可能性も充分に秘めた選手である。

伝説のプレーヤー 松井稼頭央
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劣化しない名選手 井口資仁

2015-07-20 23:12:06 | Weblog
 大リーグへ移籍して戻ってくると、大抵は打撃フォームを崩していたり、故障で衰えてしまっていたりするものだが、井口の場合はほとんど衰えずに日本球界に復帰した。
 それだけ体が丈夫であり、技術的にも確固としたものがあることの証明だ。

 ソフトバンクではなく、ロッテと契約したため、現在ではロッテの井口という印象が強くなってしまったが、ソフトバンク(ダイエー)にいたときの井口もまた強烈な記憶が残っている。

 何といっても2003年に記録した打率.340、27本塁打、109打点、42盗塁、112得点という記録は驚異的だった。

 日米通算2000本安打はすでに達成しているが、日本だけでの2000本安打も達成してくれそうだ。

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広島想いのいじられ役 新井貴浩

2015-07-18 18:33:09 | Weblog
 広島時代の兄貴分金本知憲からは常にいじりの的になり、ときに粗い打撃で凡退することからネットでは「粗いさん」と呼ばれる新井。
 しかし、野球に取り組むひたむきさと義理堅さがあり、多くのファンから愛されている。広島に年俸2000万円で戻ったことは、黒田とはスケールこそ違えど、称賛すべき男気である。
 2007年オフにFAで阪神に移籍したことで、新井の復帰を歓迎しなかった広島ファンもいるようだが、金本を追って阪神に移籍しただけに、金本が引退後、愛着を公言する広島に戻るのは自然の流れだった。

 そして、黒田に匹敵するほどの成績を残しつつあるところもまた、新井の存在価値の大きさを証明する。
 往年のように本塁打を量産するわけではないが、確実性を増した打撃で、広島を黒田と共に牽引してもらいたい。

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衰え知らずの剛速球 福原忍

2015-07-12 12:13:27 | Weblog
 若い頃の福原と言えば、剛速球を投げる阪神のエース候補だったが、素晴らしいピッチングをすることもあれば、打ち込まれることもあるというイメージが強く、安定感が課題でもあった。
 それが、2010年以降、リリーフに転向すると、2011年以降は安定感抜群のセットアッパーとして活躍するのだから、野球は分からないものである。
 2014年には38ホールドで最優秀中継ぎ投手のタイトルまで獲得してしまった。ここまで息の長い投手になることも想像できなかったし、これからどこまで成績を伸ばしていくのかも想像ができない。
 ひょっとしたら抑えとして最年長記録を作るかもしれない不思議な投手である。

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ミスター安定感 吉見一起

2015-07-05 00:40:32 | Weblog
 負けない凄みは、かつては斎藤雅樹や斉藤和巳、そして、2013年の田中将大から感じられたが、吉見一起も簡単には負けない投手である。
 何といっても抜群の制球力を武器に、キレのある直球と変化球を打ちにくいところに集めて、打者にまともなスイングをさせない技術を持っている。

 ここ2年は、故障に苦しみ、2015年はトミージョン手術からの復活を期すシーズンである。徐々に階段を上るようにエースの姿を取り戻しつつあるだけに、無理をせずに中10日でもいいので、エースの働きを見せてほしいものである。

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