はぐくみ幸房@山いこら♪

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ホシベニカミキリ

2021年05月16日 | 昆虫類+αのお話

 赤い彗星を思わせるような全身が赤く、黒い斑点をもつ、非常に特徴的な「ホシベニカミキリ」。

 ちなみに、上の写真は、蜘蛛の巣にかかった死体、ではありませんよ。。。(^_^;)

 体長は18mm~25mm程度のカミキリで、5~8月くらいの時期に出現します。

 クスノキ科樹木をホストにするカミキリムシで、特にタブノキで発見することが出来ます。

 

 本州、四国、九州の温暖な地域に分布するカミキリムシで、内陸部よりも海岸部に近い森林に生息しています・・・というか、タブノキが内陸部よりも海岸部に多いからだと思いますが・・・・。

 

 ホシベニカミキリは、クスノキ科樹木の葉や枝を食べるので、タブノキの枝葉を観察すると、出会えると思います。

 幼虫もタブノキなどの枝に穿孔し、材部を食べています。

 きっと、ホシベニカミキリの幼虫を炒めて食べたら、樟脳っぽい味がするんじゃないかなー。

 

 僕の中では、好きなカミキリムシBEST3に入る「ホシベニカミキリ」。

 これからの時期、タブノキを観察してみてください。

 そして、タブノキの枝に虫が囓ったような痕跡があれば、高確率でホシベニカミキリに出会えるかも!


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