情報教育雑記帳

都立高校の情報科教員。2007年度から学校が変わり、「情報B」と「マルチメディアデザイン」を担当。

『教育の情報化に関する手引き』レポート2

2009年08月09日 | ICT活用

『教育の情報化に関する手引き』レポートの続き

きょうは、情報教育に関する章

教育の情報化(情報教育、教科指導におけるICT活用、校務の情報化)の1項目

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第4章 情報教育の体系的な推進
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この章では、小中学校における情報活用能力を育成する学習の事例について
情報教育の3観点8要素ごとに書かれている。

3観点8要素とは
[1]情報活用の実践力の育成
 (1)課題や目的に応じた情報手段の適切な活用
 (2)必要な情報の主体的な収集・判断・表現・処理・創造
 (3)受け手の状況などを踏まえた発信・伝達
[2]情報の科学的な理解の育成
 (1)情報活用の基礎となる情報手段の特性の理解
 (2)情報を適切に扱ったり、自らの情報活用を評価・改善するための基礎的な理論や方法の理解
[3]情報社会に参画する態度の育成
 (1)社会生活の中で情報や情報技術が果たしている役割や及ぼしている影響の理解
 (2)情報モラルの必要性や情報に対する責任
 (3)望ましい情報社会の創造に参画しようとする態度

小学校や中学校では各教科、総合的な学習の時間の中で、これらの要素を適切な機会に育成していかなければいけない。

この章には各教科での具体的な事例がたくさん書かれていた。

これらを全て小中学校で育成できればとてもすばらしいことだと思いました。

でも現実的には
高校段階でこれらのことをやっている(はず)。

とりあえず きょうは ここまで


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