源義経黄金伝説■第6回 2016年02月26日 | 源義経黄金伝説 源義経黄金伝説■第6回 京都・鞍馬堂宇で鬼一法眼が、西行を待っていた。 「おお、ここだ、西行殿」 「おお鬼一法眼殿、息災であられるか」 「西行殿も、歌名ますます上がられる。うれしい限りだ。それにあの遮那 王、教えがいがある。よい弟子を送り込んでくれたものだ」 「牛若、いや遮那王はそれほどまでに」 「そうじゃ、仏法など、とんと興味がないわ。俺が教える武法のみ。さすがは 源氏の頭領、源義 . . . 本文を読む