山渓（遭難）を読んで ＆ 川柳（自分編）

『山と渓谷』2月号を買ったのが遅かったので今更ですが、真っ先に遭難についての記事を読みました。

これでも遭難に関する本は、ノンフィクションから指導書の類まで何冊か読んでいます。もちろん読んでいない本もまだまだたくさんありますが。そのたびに体が強張るほどの緊張感を味わいました。読んでいるだけでこれですから当事者はさぞかしとその度に思いました。

生還された方は自戒と反省をこめ、他の登山者が同じ過ちを繰り返さないようその時の様子を語ってくれる人がいれば、反対に黙ってしまう人もおられるのかもしれません。仲間を失って生還した人はなおさら苦しい思いでしょうから無理もないですよね。

sanaeも（若い頃は別として）山歩きは15年、トシちゃん10年になりますから、今まで危ないと思ったことが無かったわけではありません。正直に申せば何回かありました。いままで運がよかったのだと思います。でもこれからも運よくいく保証などどこにもありませんから、やはりこうして警鐘を鳴らしてくれる本は有り難い訳です。

今月のヤマケイ充実した記事だと思いました。新しい出来事を扱いながら、いろいろなケースに対しての検証を行い、対策も書かれています。もちろん、山や季節や登山者のメンバー・経験などが違えば状況もまた違ってきますから、これが完璧な記事とは思いませんが・・・。エマージェンシーセットや衣類の最新情報が得られるのはさすが月刊誌の良いところです。玄人の名案妙案という、ベテランの提言も貴重ですし、ズバリ“いつか遭難する人”は古くていつまでも新しい苦言と、肝に銘じてこれからも楽しい山歩きをしたいと思います。







「先に行ってて・・・」はダメなのね、フムフム・・・
後ろを確かめないでドンドン行ってはダメなのね、ウンウン・・・
はぐれたことで取り返しのつかないことになったりするのね・・・・
迷ったらもどる・・

そういうことだそうです～　＞　トシちゃ～ん

えっ？ハイハイ、もちろんありますともsanaeにも間違いが～
　＞　miss sanaeなんて！^_^;）




最後にまたお口汚しにおひとつ
拙ＨＰより、創作川柳自分編の抜粋です(^^ゞ



危機一髪拾った命もう忘れ

使いみち夢見て買わぬ宝くじ

忘れ物　せぬよう書いた　メモ忘れ

占いを　試してみたく　外へ出る

手作りの　ケーキにちょっぴり　愛も入れ

五七五　覚えていたのに　さっきまで

髪型を　真似て私に　ない色気

腹が立つ　性格診断　当たってて

ダイエット　ケーキに意志を　試されて

ダイエット　努力目標　このＧパン

選択肢　どうも易きに　流されて

まな板の　鯉なり明日　検診日

羞恥心　脱いで白衣の　前に在り

前向きに　未来削って　生きる今

誕生と　末期選べぬ　今を生く

日曜晴れ　後悔しそうで　外出し

中途半端、発展途上と　自己弁護

痩せなくちゃ　たっぷり食べた　あと思う

介護する　私もいつか　される人

孤独だな　この激痛に　耐える自分

出不精を　登校拒否かと　子に言われ

がんばって！　ついでにエール　自分にも

失敗を　しても私には　命ある

ストレスが　たまるぞ打てぬ　バッティング

めげたとき　私に欲しい　クリアキー

如何に生き　如何に死ぬかと　無駄に生き

お日様に　お尻たたかれ　布団干し

このボヤキ　川柳でせめてもの抵抗

雪の中　犬にはなれず　猫になり


　お粗末でした