『孤独のすすめ』 五木寛之著 （中央新書ラクレ）など

暑さのせいで？
本はしばらく読めていなかったのですが、
この夏読んだ本のいくつかを。



『「捨てる！」技術』　辰巳渚著（宝島社新書）

断捨離が流行っているようですが、私は早々思い切りよくありませんで、それでも気になる思いはあるもので、自分に鼓舞するために人様のやり方などこうして拝見したりしています。
自分自身の考え方をまとめると意味で参考になったと思います。
著者の辰巳さんは残念ながら今年バイクに乗っていて事故死されてしまいましたね。
ご冥福をお祈りいたします。



『孤独のすすめ』　五木寛之著　（中央新書ラクレ）

上の『「捨てる！」技術』とは逆で、高齢者にとってはすべてが回想の憑代となり、回想しているだけで幸せの時間を過ごしていられるかけがえのない財産だから大事にしたい・・・というように書かれています。
これは以前NHKでしたか、この本のことを取り上げられた中でも話されてました。
人生いまや百歳時代、人生を登山に例えて登山と下山に分けられています。
詳細は読んでいただくとして、50歳を境に頂上からの下山もまた大事であるということが書かれています。
下山中の年代は励まされるかもしれませんが、苦笑するところ、爆笑するところもあったりします(^^ゞ



『君たちはどう生きるか』吉野源三郎著（岩波文庫）

最近マンガ本になって注目されていますね。
ウチの本棚にあったので読んでみました。我が子が読んだ本かもしれません。
初版は1937年7月だそうですからもう81年前になります。
それでもこうして現代版で出版されるというのは成長する子供たちにとって、今も変わらぬ新鮮さがあると思いました。



『星の王子さま』サンテグジュベリ著　池澤夏樹訳（集英社文庫）

この本も1930年代に書かれ、その後日本に紹介されています。
マゴタンズに読んであげたりしていたのですが、実際自分で読んでみて、小さい子には無理だったかな？・・と(^^ゞ
私自身も何回読んでも難解・・・イマイチ？でして^^;



『かあさんの知恵』ベターホーム協会編

いろいろな、衣食住に関するかあさんの知恵がつまっている本です。
1974年発行で、これも44年前になりますから情報自体今の時代にそぐわない個所もありますが、現代でも通用する知恵も。
けっこう知っているようで知らないことがありますので、合間に読んでみました(^^ゞ