気楽に山歩き

山歩きもHPも気楽に楽しむ日々を綴ります。話題は主に山歩き関連です。

奥多摩:雲取山20081025-26 No1

2008年10月28日 | 山歩き

HP作成で使っているPCが壊れてしまったため、今回はブログにアップします^_^;
(まだ直したばかりなのに又しばらく入院・・・涙)

今回はトシちゃんがツーリング。なので一人で奥多摩に行ってきました。
一人テントはほとんどしないので今回は久々の2回目です。
 
石尾根から三峰口への縦走ですが、ここは以前逆コースで山仲間と3人で
歩いたことがあります。やはり紅葉の時期でとてもきれいでした♪(コチラ

彼女たちとまた歩きたいな~と思いましたがそれぞれ多忙で今回は
一緒の山行かなわず。残念でしたがまたいつか一緒に行きましょうね♪




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H20年10月25-26日(土日)

天気;一日目小雨&曇り、二日目曇りのち晴れ
Member.1人


【コ ー ス 】(コースタイムは休憩含む)

1日目(10/25土):奥多摩駅7:00~氷川大橋~三ノ木戸山(さのきどやま)分岐~
六ツ石山(むついしやま1478.8m)11:20~鷹ノ巣山分岐13:30~
鷹ノ巣山避難小屋14:00~日陰名栗峰(1725m)~高丸山巻く~
七ツ石山分岐16:00~七ツ石小屋16:20(テント泊)


2日目(10/26日):七ツ石小屋6:55~七ツ石山(ななついしやま1757.3m)7:25-35~
ブナ坂7:45~奥多摩小屋8:25~小雲取山~
雲取山(くもとりやま2017.1m)9:40-10:20~雲取山荘10:38~
大ダワ10:58-11:03~芋ノ木ドッケ11:53~白岩山12:00-05~
白岩小屋12:25-30~前白岩山12:50-13:25~前白岩の肩13:35~
お清平15:05~霧藻ヶ峰休憩所14:25-35~霧藻ヶ峰~地蔵峠14:43~
炭焼平~妙法ヶ岳分岐15:10~三峰神社登山口(参道入り口)15:43~
バス停(駐車場)15:45(15:45発西武秩父行き)

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朝は最寄り駅始発で出ることにします。
駅まではトシちゃんに送ってもらえたのでホッ!
自宅から駅まで離れているので、テント泊装備のときは
いつも大変なんです^_^;

トシちゃんは帰宅してからツーリングへ。
お互いに気をつけて行きましょう♪


奥多摩駅には7時前に到着。
鴨沢方面行のバスはすでに待機。
今回は石尾根を登る予定でしたが、ここで気が変われば
乗っていくつもりでした^_^; なんせ一人ですから
どうにでも変更可能です♪ 
東日原から鷹ノ巣山経由で行くこともアリということで
今回の登りは三択(^^ゞ
鴨沢方面行きは乗り換えの時間的余裕はありません。
(青梅線6:51着でバスは6:55発)


天気予報はよくなるはず~♪
トイレに寄ってから歩き出しますが、
その時バスはもう出た後でした。
鷹ノ巣山方面の東日原行は7:02発。
歩いている脇を通り過ぎて行きました。


石尾根は下りで何回か歩いたことがあります。
下りでも長丁場で大変ですが、もし・・もしも、その気になったら
いつか登りで歩いてみたい・・・と物好きな(としか思えない)事を
思っていたのでした。

歩いて行くと看板。いつもはもう少し先の登山口に出るのですが
このむかし道も以前から興味がありました。
好奇心にそそられ、こちらから行ってみることに。





でもすぐにむかし道と分岐になりました。
そのまま雲取方面へと進みますが、どうもずっと林道を歩かされそう・・





ということで、分岐に戻り、むかし道へと進んで
すぐの神社の方から登っていくことにしました。

羽黒三田神社。入り口の向かいに由来の書かれた看板あり。






鳥居をくぐればダァ~と階段^_^;
登って登山道に続いてなかったら・・・ショック!
失敗は許されない・・・・しばし迷います。
でも地図にはちゃんと載ってるし・・・・

意を決して登っていきます(^^ゞ





お社があり、その右側に道は続いていますが
登山道の標識はありませんでした。
そのまま進むと民家の間を行くような感じです。





そして林道と合流。立派な標識が要所にはあります。
さすが百名山。しかも東京都ですから!

これなら迷いようがありませんが、どうも下りで歩いていたコースとは
違うような気がしてなりません。また今度下りで歩かなきゃ・・・
ってこれじゃいつまでもエンドレス?

GPSを持ってくればヨカッタと思いつつ、
多少は歩きなれているエリアだし、1人で重いのも嫌だし・・と
置いてきたのでした。
そろそろ雪山に備えてちゃんとマスターしとかなきゃ(って、まだかい!汗;)





結局少しの間林道をトコトコ歩かされましたが
登山道沿いには進み、さてこれからちゃんとした登山道か!
と思われた所で軽トラに乗ってきたおじさんから「どちらへ?」と
声がかかりました。

「雲取山です」と答えると「あぁ、それならこの道でいいんですよ」
「ありがとうございます」とお礼を言いますが、ちゃんと傍には
標識がありましたから・・・・

なおも話し続けるおじさん。
「あのね、熊が出るけどね、このあたりのクマはすぐ逃げるから。
でも子連れは注意してくださいよ。熊の親の愛は人間も見習わなくちゃ
いけない。・・・」と、山野井さんの話や親子熊の愛情の深さやら
続いたのでした。

そして挨拶して歩き始めると
「今日は小屋まで?懐中電灯持ってる?」「はい」
「杖も持っているといいんだけど・・・」「はい、持ってます」

ようやく歩き出す私に「お大事に」と。(「はっ?・・・」)

東京都とはいえ、ここは奥多摩、人情が残っています。



歩き出すと周囲はガスガス。そのうち晴れるのかな~・・・
登山道沿いのお地蔵さんも見守ってくれているようです。








さっきのおじさんの言葉や最近の登山家山野井さんのクマとの遭遇を思い、
さすがに熊鈴をつけて歩いていました。

そのうちガサッ、ガサッ・・・と気配を感じ、見まわしながら鈴を手で振りながら
歩きましたが、ふっ?っと後ろを振り返ると男性が一人登ってくるところでした。

身軽な様子でしたから日帰りの予定だったのかどうか、先を譲ります。
でも間もなく雨が降り出してきたので傘を出し、ザックカバーをかけていると
その男性は「雨が降ってきたから下ります」と引き返し、下りてしまいました。

雨といってもそれほど気にならない小雨・・傘をさすのも少しの間でした。





しっとりと美しく咲いていたトリカブト。





静かな独り歩きですが、やはり急登はきつかったです^_^;




























こうして、だんだんと彩りの変わっていく様子を眺めながらの歩きは
楽しいものでした。ガスもまた不思議な情景を醸し出してくれて
この日なればこその風景に、ただただうっとりと、疲れた体をやすめ、
眺めながらゆっくりと登っていったのでした。




















六ツ石山の分岐にザックを置き、登っていきます。
枯れたマルバダケブキさえ、良い雰囲気です。









六ツ石山山頂。
ガスで何も見えませんが、こんなお天気なので
せめてひとつくらいは登っておこう・・と、登った山頂でした。






再び分岐に戻り歩き出すと、鮮やかな落ち葉の絨毯。









奥多摩の舞台は始まったばかり・・・


NO.2へ、つづきます。


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6 コメント

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一人山旅 (バテバテジィ)
2008-10-29 13:09:03
それはそれで、意義が有りそうな…
天気イマイチなるも風情が有りますねぇ~
私との感性の違いだな。きっと!。
返信する
Unknown (たんべぇ)
2008-10-29 13:59:46
sanaeさん、お久しぶりです。

私も石尾根は下りに使ったことがありますが、アレを登る気にはなりませんね~(笑)しかもデカザックを背負って一人旅…う~~ん、さすがです!!
しっとり濡れた落ち葉の絨毯、絵になりますね~
返信する
一人旅は・・・ (インレッド)
2008-10-29 19:27:32
今晩は。
一人旅は如何でしたか。
鴨沢から雲取と、三峰から雲取は日帰りで行ったことはあるのですが石尾根はまだ行ったことがありません。
女性の一人旅はかなり度胸のいる事と思うのですが、さすがにか弱い豪傑は凄いことをやりますね。見習いたいと思いました。
返信する
輝ジィ~ジさん (sanae)
2008-10-29 22:30:41
やはり一人より二人、大勢というのがいいですね。
ということにしておかないと・・・笑;

ジィ~ジさんの感性ではどんな表現になりますでしょう?(^^ゞ
返信する
たんべぇさん (sanae)
2008-10-29 22:31:34
こちらこそお久しぶりです。
ブログは拝見してますよ。

石尾根、私もまさか登るとは・・・(^_^;
いつも同じようなコースばかりだったので
ちょっと趣向を変えてみましたが
もの好きでしたね(笑)

お天気のせいか、静かだったのは
狙った通りでした。
とてもきれいでしたよ♪
返信する
インレッドさん (sanae)
2008-10-29 22:32:11
行く前は石尾根大丈夫かな、熊は?と、やはり気になって
眠り浅かったです(笑)
単調な歩きのときは眠くなりました(爆;
先日の谷川の歩きを拝見する限り、
インレッドさんだったら石尾根ピストンでも、あるいは
私の今回のコースでも楽勝で歩かれてしまうと思いますよ(^_-)-☆
尾根歩きはアップダウンがありますが、お天気の良い日は
富士山見ながら楽しめますので、今度ぜひ歩かれてください。
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