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ちょっと山でも登りませんか?

山に登る! 山を滑る! 山を歩く! 山を遡る! 山を楽しむ! 山で遊んでいます。 無名山塾講師の山の日々です。

塩尻峠~スズラン峠(2/3)/鉢伏山荘~八島湿原 -日本列島横断分水嶺P- 2012.9/16

2012-09-16 | 日本列島横断分水嶺プロジェクト

 

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 塩尻峠~すずらん峠2日目である。オーナー夫妻は昨晩相当遅くまで飲んでいたよう で朝は姿を見せない。ゆっくり朝食をとって出発である。天気予報はパッとしないが、実際は良い天気が続いている。鉢伏山からの展望も、北アルプスから南アルプス、中央ア ルプスと素晴らしい。
Photo_3 ルートは結構アップダウンがあって、バカに出来ない。出だしをのんびりしたせいか三峰山で13時である。三峰山からは一部を除いて歩き易い広い道が続くが、今日は、実働9時間以上で小々疲れた。ただ八島山荘は、中々食事も良くて気持ちの良い宿で気持ち良く休めた。2_3
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<行程>
鉢伏山荘7:45~鉢伏山8:00~前二ツ山9:10~二ツ山9:40~二ツ山西峰往復~三峰山13:00~1,721.6m三角点13:55~和田古峠14:25~和田峠15:00~鷲ヶ峰16:15~八島湿原17:05~八島山荘(泊)17:10


塩尻峠~スズラン峠(1/3)/塩尻峠~鉢伏山荘 -日本列島横断分水嶺P- 2012.9/15

2012-09-15 | 日本列島横断分水嶺プロジェクト

 

「日本列島横断分水嶺プロジェクト概念図-4」.pdf
 8月の鋸岳につづくプライベート山行で、親不知~御前崎分水嶺シリーズです。僕らの目指す親不知~御前崎分水嶺のルートの中で中央分水嶺と合致するのは、乗鞍岳から八ヶ岳の赤岳までの間である。今回はその内の塩尻峠から高ボッチ~鉢伏山~霧ヶ峰~八子ヶ峰~スズラン峠(蓼科山女神茶屋登山口)を2泊3日で歩きました。今回はそれなりの観光地を通過するのでテント泊はやめて、小 屋泊まりです。

 スズラン峠ににKさんの車を置いて塩尻峠に向かう。塩嶺閣の駐車場に車を置いて出発です。林道と絡むように結構な急登が高ボッチに向かっている。塩嶺高ボッチハイキンPhotoグコースなんて標識も出て来るが、ハイキングにしては急角度で直登である。出発して4時間程で1,665mの高ボッチ山に到着。地図には三角点の表示があるがどこにあるか判らなかった。無くなってしまったらしい。さらに2時間半程で今日の宿である鉢伏山荘 である。急登が続く意外にタフ3なコースでした。
 宿は、ちっと変わった雰囲気のある小屋でした。以前は牧場でもやっていたのでしょうか。高原状の地形にそれらしい朽ちかけた建物も点在しています。夕食は冷えたトンカツで、節約のためでしょうかロウソクの灯です。考えようによってはいい雰囲気?僕らの他には僕と同世代のおじさん達の6人グループのお客さんが居ました。

 

<行程>
塩尻峠8:10~荷直峠11:00~高ボッチ山(1,664.9m)12:25~鉢伏山荘(泊)15:00


南ア・釜無山~横岳峠 -日本列島横断分水嶺P- 2011.11/26~27

2011-11-27 | 日本列島横断分水嶺プロジェクト


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忘れた頃にボチボチと繋いでいます。「日本海(親不知)から太平洋(御前崎)へ」シリーズです。今回は、南アルプスの最北端を歩いておこうと云う計画です。親不知から続く分水嶺、この辺りでは八ヶ岳の御小屋尾根から富士見の駅の西側を通って、富士見パノラマスキー場から入笠山に上がる。さらに大河原湿原の東側を通って釜無山から鋸岳~甲斐駒ケ岳へと続いている。その内の、大河原湿原から横岳峠までを1泊2日で歩こうと云うのが今回のプランです。

 11/26 出発に手間取って、大河原湿原を出たのが随分と遅くなってしまった。08うっすらと雪の残る林道を進むと、「釜無山登山口」の看板が出て来た。そこからは 山道となるが、ユッタリとした登りである。途中、中央アルプスや御岳の山並が雪をかぶって青空に美しく見えている。出発から2時間程かかって釜無山の山頂である。広くてユッタリとして、あまりピークっぽくない。釜無山10 を過ぎると少し薮っぽくなるが、たいした事はない。甲斐駒ヶ岳から北岳、仙丈ヶ岳などの展望がいつもと違う角度で新鮮である。ただ結構アップダウンがあって、おもうようにピッチが上がらない。結局初日は、白岩岳に届かず手前でテントを張ることにした。甲斐駒などの展望がテントから眺められる中々いいテン場である。
 11/2 赤く染まる空や山稜を眺めながら、テント23 を撤収し歩き始める。今日もいい天気である。1時間程で白岩岳である。松の木に小さな木の山頂標識がくくられていた。目の前は仙丈ヶ岳や北岳が大きく立っている。この時点で、三角点ピークや角兵衛沢ノ頭の往復は断念する。ルートは、所々薮っぽくはなるがそれほど問題になるところはない。あえて云えば、横岳の通過がポイントかも。下り始めが急な広い斜面を下るので尾根を捉えるまでがちょっと神経を使う。横岳峠に着いたのが13時半を回っていて、この先の釜無林道の長さを考えてしまう。
 この続きは、来年の夏に歩くことにして、約5時間かけて車に辿りつい来ました。来年の夏はここをまた歩くのかと気合いを入れ直す5時間ではありました。