〔何代か前からある庭の井戸(画像クリックで拡大)〕
数年前、エイヤーの気分で古い家を建て替えた。
で、残したのが古井戸。
これは子どもの頃からあったものであり、我が祖先が生きた痕跡でもあるから残しておきたいという気持ちからだ。
それに、災害の多い日本、断水時に使える(洗濯、トイレの排水、濾過すれば飲み水)のでないかとの意見もあり埋めないことにした。
しかし、先日、井戸の覆いをとって中を覗くと近くにある木の根っこが数本、水に向かって侵入しているいるではないか。
ハサミで切って処分したが、自然の生命力は強い。
この調子では、一定期間ごとに井戸の中を確認しなければいけない。
面倒だ。
埋めるか!との思いが頭の中を駆け回る。
いい折衷策があるといいのだが。
(近くに木を植えたのが失敗だった)
井戸がある暮らしは災害が起こった時などたいへん恵まれていると信じていましたが、その管理もたいへんですね。
我が家のお隣では下水道に木の根が侵入して大変な騒動でした。逆流です。
癒される庭木にいたずらされては困りものですね。
井戸に災害時の水確保という役割を期待するのは、生命保険などと同じようなものです(あるか、ないか分からない不確定事項)。
しかし、それとは別に、御先祖の生きた場所の記念として当面は残しておこうと思っています。