見出し画像

古今東西のアートのお話をしよう

細見美術館の名品 日本橋高島屋

百貨店で絵画の展覧会を観たのは何年ぶりだろう。昔は展示即売会とかあったような…
今回は、京都細見美術館の開館25周年記念に行ってきました。日本橋高島屋の本館8階ホールが会場。観客はやはり奥様方がほとんどでした。

特に混んでいません。当日券。

構成は、
1 祈りのかたち
2 数寄の心
3 華やぎのとき
4 琳派への憧れ
5 若冲のちから
(会場は全て撮影不可。写真はネット画像を借用しました。)

単庵智伝 梅花小禽図 室町時代

初めて見る絵師。相阿弥の弟子。25歳頃男色事の喧嘩で亡くなったらしい。生きていれば、かなりの絵師になっただろう…

画像は無いが、伝狩野元信の「雪中花鳥図」墨絵6曲1隻が一番面白かった。
色々なつがいの鳥が雪の中で仲睦まじそうにしている吉祥画で、構図は良いとは言えないが、不思議な立体感がある作品で、眺めれば眺めるほど雪中山水に引き込まれる。

男女遊楽図屏風 江戸前期

彦根屏風を思わせる

北野社頭図屏風という、北野天満宮の賑わいを描いた作品も良かった。

江戸風俗図巻 部分 山東京伝序跋
江戸後期

左が“通人” 着物の裏地が派手、右は徳があるの商人の息子(まじめ)
これは全部見たい、絵がとてもうまい!!


墨梅図 俵屋宗達 江戸前期

中央に真っ直ぐ伸びる枝がいい

柳香包 尾形光琳 江戸中期

白梅小禽図屏風 中村芳中 
江戸後期

なんか“かわいい”作品

酒井抱一 白蓮図 江戸後期

傑作ですね

酒井抱一 桜に小禽図

鈴木其一 業平東下り図 江戸後期

掛け軸の表装に見立てて四季の草花を描く鈴木其一の得意技


鈴木其一 朴に尾長鳥図

彩色で“たらし込み”を見せる、優美な作品

鈴木其一 水辺家鴨図屏風

若冲 糸瓜郡虫図 江戸中期

若冲 虻に双鶏図 江戸中期


伝狩野元信の「雪中花鳥図」これが見られて良かった
★★★☆☆
お買い物の間にいいかも


ランキングに挑戦中
下のボタンを2つ、ポチッ、ポチッと押して頂けると嬉しいです!

 にほんブログ村 美術ブログへ

コメント一覧

yama-chan1
コメントありがとう。土門拳の古都巡礼もいいですね。彼の写真て仏像を発見したこともありました。今日は根津美術館で屏風と燕子花を観てきました。着物姿の女性が多かったですよ。
ericafuj
この展覧会、私も気になっていました。
早速行かれたのですね!酒井抱一の白蓮、雰囲気があって良いですね、引き込まれます!

まったく違うジャンルなんですが、恵比寿写真美術館の土門拳の古寺巡礼、見に行きたいと思っています。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等カテゴリー 」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事