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【言ってる事が】沖縄戦の悲しき集団自決に関して岩波書店岡本厚氏が頓珍漢なコメント【違うよ】

2006年07月17日 | プロ市民関連

住民誘導は「軍命」 「集団自決」訴訟でシンポ・・・Yahooニュース(琉球新報)
沖縄戦当時の渡嘉敷島や座間味島での「集団自決」は「軍命ではなかった」などとして、元日本軍隊長や隊長の遺族が作家の大江健三郎さんや岩波書店を相手に著書の出版差し止めなどを求めている「集団自決」訴訟を考えるシンポジウムが16日夕、平和運動家の崎原盛秀さんら3氏の呼び掛けで読谷村「金城実アトリエ・屋外スペース」で開かれた。
 パネリストたちは、争点となっている「軍命の有無」について「集団自決に至るまでに、住民に対する絶え間ない戦争への誘導があった点で軍命はあったと言える」などと指摘。「原告側は沖縄戦の歴史をわい曲している」と批判し、訴訟を機に沖縄戦の体験継承の強化に向けて継承の在り方を再考することなどを提起した。
 訴訟の経緯を説明した岩波書店「世界」編集長の岡本厚さんは「軍命は、隊長の発言の有無にわい小化せず、日本軍第32軍が住民を巻き込む戦術だったことなど全体をとらえるべきだ」と強調。「原告側の狙いは非戦の原点である『軍隊は住民を守らない』という沖縄戦の教訓を打ち壊し、有事法制下で住民と軍隊の連携関係をつくらせることだ」と指摘した。
 琉大教授の保坂広志さんは「沖縄戦は『沈黙の岩盤』と言われるほど生存者の大多数が深いトラウマ(心の傷)を負い、体験を語れないでいる。訴訟で新たなトラウマを沖縄に発生させてはならない」と語気を強め、「沖縄が語るべきは敵か味方かではなく、国家の戦争は許さない、命こそ大切ということだ」と訴えた。
 沖縄大助教授の屋嘉比収さんは「右翼が訴訟を通して歴史研究上ではなく、マスコミなどを狙い、一般認識の転換を図っている。戦争体験者が1割を切った今、過去の家永教科書裁判などの組織的支援態勢や『集団自決』研究を検証し、新たな態勢を再構築すべきだ」などと提唱した。
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 自ブログのエントリー

【沖縄の】軍による自決命令があったと大嘘書いた大江健三郎氏がついに訴えられる【悲劇】

 の続きです。

 大江健三郎氏が旧日本軍隊長の遺族から訴えられている裁判についてシンポジウムが開催されました。空いた口が塞がらないとはまさにこのことで、味方を援護しようとして誤って背中を撃ってしまった典型例というやつでしょうか。

 そもそもこの裁判の訴状などによると,

 『沖縄ノート』と『太平洋戦争』は名指しもしくは個人が特定できるような形で, 座間味島の集団自決が梅沢元少佐の命令によるものだった▽『沖縄ノート』と『沖縄問題20年』は渡嘉敷島の集団自決が赤松元大尉の命令によるものだった-とそれぞれ記載.

 とされており、ありもしない軍命を個人が特定できる形で行ったと記載され名誉を傷つけられたとして大江健三郎氏及び出版社である岩波書店に対して訴訟を起こしているのですね。
 それに対する岩波書店の編集長岡本厚氏は記事のように「軍命は、隊長の発言の有無にわい小化せず、日本軍第32軍が住民を巻き込む戦術だったことなど全体をとらえるべきだ」などと意味不明なことを言っている始末。著書に誰々が軍命によりって書いておきながら、問われると発言の有無ではないとはコレいかに?これ、つまるところ軍命は無かったと言っているのか、大江健三郎氏はもう見捨てろと言っているのかよくわかりません。

 少なくとも沖縄を守るために大本営とも激しく対立し、住民を守り、連合軍と戦った第32軍の悲しい戦いを忘れてはならないと思います。そして、平和のためとはいえ事実と異なることが世の中にまかり通ることは許せない行為ですので、なんとかこの裁判で事実が判明できたらいいですね。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
沖縄を都合よく利用する勢力 (tsubamerailstar)
2006-07-20 10:38:24
大江の健ちゃんはもう半島に行っちゃったらどうでしょう?「日本の良心的知識人」として工作活動には使えるかもしれんし。(爆)

沖縄ではPAC3配備に反対と相変わらずのようですが、ソ連崩壊後にパーシング2のドイツ配備に反対していた平和運動家を操っていたのはソ連だったという公式文書が出てきたことを彷彿とさせますね。(汗)
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PAC3配備反対ですかぁ (やくも)
2006-07-22 00:40:43
>tsubamerailstarさん



ノーベル平和賞も受賞していますし、肩書きは十分ですね。どうもこういう話題で「平和」と聞くと胡散臭く感じてしまうのは電波の浴びすぎでしょうか?(爆)



PAC3配備、ごくたまに配備したらそこを狙われるではないか!という主張を見かけましたが、配備しないと心置きなく狙われますよと思ったんですけど、そのへんどう考えてるんでしょうかね?ちと不思議です。
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Unknown (Unknown)
2007-12-26 19:42:53
沖縄戦の数ヶ月も前から本土への避難船は数多く出ている。

当時の知事もそれを推奨してて呼びかけているし上陸予想はこの頃は軍民ともに噂になっていた。



上陸する前にアメリカからの空襲があってからでも危機感持ってきちんと本土へ避難した沖縄民はいっぱいいるのに

無視して居残った人が死んだのは軍のせいとかおかしくないか?

避難してた奴らがいるときに何してたの?って感じなんですけど。
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