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ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

The Beatles - NME - 1964 LIVE

2015年10月25日 | ビートルズ
The Beatles - NME - 1964 LIVE

ビートルズを知ったころは1980年だったから

そのころにはライブと言えば「ストーンズ」だったし、

そのほかのバンドもライブを売りにしてて

ビートルズに関しての情報と言えば「途中でライブ活動を止めちゃってスタジオワークに励んだバンド」という印象が強かった。

YOUTUBEはスゴイよ。

こうやって1964年当時のビートルズのライブ映像が観れちゃうんだから。

同じく1964年のストーンズのライブ映像を見比べると

バンドとしてのノリの良さは断然ビートルズの方が上な気がする。

と、いうかストーンズはまだまだ素人臭さが抜けてない。

ビートルズは1963年にデビューするまでに下積みを5年ほどかけてただけのことはある。

まだまだロックバンド成功っていうものがどういうものかわかってないから

いろんなところが安普請だったりして、

ステージのバウンドが激しいもんだからマイクがゆらゆら揺れてたりして演奏するのが大変そう。

ジョンのマイクもどんどん右に曲がってしまうもんだから

それが気になってたジョンは曲の構成を間違えたりしてしまってたり(苦笑)。

このころはPAもなかったらしいから

こんな大きいホールなのに、楽器はアンプからの生音、自分の声は会場に向けてあるアンプを自分で聴きとらなくちゃいけなかったらしい。


今のライブハウスよりも断然しょぼい機材を駆使してたらしいね。

ちょうど大学のサークルの学祭ライブと同じくらいのノリってわけだ。

ビートルズの場合は観客の歓声がすごくて

ほとんど自分たちの音が聞き取れない中での演奏だったらしいから

いやになるのも当然っちゃ当然だと思う。

それを3年間も続け、なおかつアルバムは年2枚をノルマに出し続けたわけだから

ライブを止めることも仕方のない話ではあったんだろうな。

ちょっと働きすぎたんだと思うよ。

まあ、バンド産業というものを切り開いた開拓者だからとにかくすべてのことが初物づくしだし、

手探りでやっていくしかなかっただろうと思われます。

とにかく今バンドで食っていってる人はビートルズに感謝しなきゃダメよ。

彼らがいろいろやってくれたからバンドがビジネスとして成り立つって証明できたわけだから。

芸能事務所に牛耳られなくても自分たちでもやれるんだって自分たちのレーベル造ったりしたのも彼らだしね。


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