この曲は、「誰が一番かを競うようなショービズでの世界にはもう参加するつもりがない」というジョンの決意表明みたいな歌なんだけど、
実はこの曲にボク自身が救われて生きる支えにもなっている曲でもある。
小さな頃から2歳年上の実兄から、
良かれと思ってやってきたことをすべてけなされ続け、
「頭がオカシイ」とか「最悪な性格」とかずっと言われて育ってきて
彼はアドバイスのつもりで言ってたのかもしれないけど、
ボク自身は何が良くて何が悪いのかわからなくなってしまって、
とにかく自分はダメな人間なんだろうと自分自身に自信が持てない状態だったんだけど、
「自分自身が良いと思ったことをやっていけばそれでいいんだ」と勇気づけてくれたのがこの曲。
出だしの「People say I'm crazy」から
最後の「I just had to let it go」という締めまで
物凄く共感できる。
これまではビートルズ関連の曲は、
なぜかカバーする気も起きなかったんだけど
オープンマイクでアコギ弾き語りをやってると
自分を支えてくれたルーツの曲なんかも披露しても良い気になってきたから
今度のオープンマイクではこれを弾き語ろうと思って目下練習中。
↓
WATCHING THE WHEELS. (Ultimate Mix, 2020) - John Lennon (official music video HD)
「WATCHING THE WHEELS」
みんなボクのことを「頭がおかしいんじゃないか」って言うんだ
そして助けてくれようとしてるのかいろんな警告をしてくれる
そんな時にボクが「大丈夫だよ」と返したりすると
変な顔をしてこう言う
「あんたは間違いなく今不幸なんだよ、せっかくのゲームをやめちゃってるわけなんだからさ」って
みんなボクのことを「夢におぼれて人生を台無しにする怠け者」なんて言ったりする
ボクを利口にさせるためにいろんなアドバイスをくれるんだ
壁に映る影を見ていてそれで十分なんだよと彼らに言うと
「ビッグチャンスをみすみす逃すなんてそれでいいの?」と返してくる
車輪がぐるぐると回っているのを眺めてるだけで
それで本当に十分なんだよ
というか、それが大好きなんだ
もうメリーゴーランドに乗るつもりは全くない
だから、
いい加減ほっといてくれよ
混乱した頭を整理するためにボクにいろいろ聞いてくる
ボクはこう答える「問題は全くないんだ」ってね
すると彼らは頭を振って、
おかしくなった人でも見るかのようにボクを見る
ボクはこう言う
「急ぐ必要はないんだ。こうやってじっと座って過ごすことが大切な時なんだよ」って
車輪がぐるぐると回っているのをただ眺めているという過ごし方で
本当に充分なんだ
メリーゴーランドに乗って騒ぐことはもうしたくないんだよ
だから、
いい加減にしてくれ
ボクをほっといてくれ
ボクの好きにさせてくれよ
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