朝日新聞の謝罪に思う（その２）

今回の謝罪は福島第１原発事故に関しての報道だったけど

本当に謝罪しなくちゃいけなかった問題は

「従軍慰安婦の報道」が誤報だったにもかかわらず、長い間訂正しなかったということなんじゃないかと思う。

証言の信憑性がないと判断された時点で「訂正」の報道をすべきだったにも関わらず

何年も放っておいて、

しかも追い討ちをかけたのが

そのことを批判するコラムの掲載を見合わせるという判断をしてしまったということ。

福島第１原発事故の報道がなくても

これらのことだけで

社長が出張ってきて謝罪する必要性があったと思う。

　

ボクが朝日新聞を気に入ってたのは

権力あるものに対する「批判精神」なんだよね。

それは朝日新聞という大手の新聞社にも当てはめなくちゃいけなかった。

他人に厳しいくせに自分のことだけには甘い姿勢の人間は

基本的には信用されないし、

そんな奴は信用したくない。

　

今回のことをホントに重く受け止めて

出直しをして欲しいと思ってる。

だからといって「誤報をなくせ」なんていうことは、まったく思ってない。

だってミスはつきものだもんね。

人間はミスをするよ。

でも、

そのミスを「失敗」とするのか、

「経験」と考えるのか。

ぜひとも今回のことも「経験」として

今後の活動に役立てていって欲しいと思う。

　

話は飛んじゃうけど

　

人間にはミスがつきもの、ということを前提に考えると

ミスを絶対に起こしちゃいけない原発はやっぱり止めるべきだと思うんだよね。

ミスがないっていうのが前提だなんて

やっぱりムリがありすぎると思うよ。

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