yabanjin-soulのTシャツ魂

ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

認知されてないからといって捨てるわけにはいかない。

2018年12月31日 | 国際・政治

FBの、とある政治グループで議論していると、

レーダー照射の件から海上自衛隊が自らを「Japan Navy」と呼んだことに関連して

「自衛隊の存在意義」についてまで話が及んだのでここで私見を一つ。

 

 

*  *  *

 

「自衛隊という言葉は世界には通用しないから『JapanNavy』で問題ない」

これが「This is Japan Navy」(日本海軍)と海上自衛隊が自ら発信したのを肯定する人の意見でした。

もちろん、こういった意見があるのも理解できます。

「国境は越えずに自衛のためだけに存在する部隊」というものがこれまで世界にはなかった概念だというのは、
これまでの人類の歴史を鑑みても仕方のないことだと思いますからね。

 

*  *  *

さて、

世界中で通用しない言葉や考え方は、
日本だけでなく各国に存在します。
でも、
その言葉の重要性を感じるのならば、
その言葉を積極的に世界に広めるべきなのです。
なぜなら、
それこそがその文化が世界に広まる一つのきっかけになり得るからです。
日本しかなかった言葉「津波」が世界共通語になったのも
まさに、こういうことがきっかけなのです。

 

*  *  *

「平和憲法」もその一つ。
世界の常識にはなかったこの憲法を日本は持ちました。
これを理解してもらうためには、
やはり、それ相応の努力が必要なんですよね。

 

 

でも「世界にはない考え方」だから捨てちゃいます?

違いますよね。

 

 

日本は、世界が到達しえなかったところにイチ早く到達したんです。
ですから、「平和憲法」や「自衛隊」という考え方を世界中に広く認識してもらうための地道な努力が、
これからの日本には必要なんですよ。

 

*  *  *

 

「世界に通用しないから使わない」のではなく、
「世界に通用するように広めていく」
これが平和憲法を掲げた日本のとるべき「平和活動」なのではないかと考えています。

 


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