彼は、WBC後の胃潰瘍でもわかるように
決して勝負師ではないからね。
逆にものすごくプレッシャーに弱いタイプなんだろう。
だからこそ、コツコツと積み重ねたこの記録は
ホントの意味で彼らしい記録だよ。
毎日、野球の選手であるためにやらなくちゃいけないことをやり続けてるんだもんね。
ものすごいことだと思う。
アメリカでは、打点や得点圏打率や出塁率に比べると
試合の行方を左右しないこの記録は、あんまり注目されてないみたいだけど
イチロー選手本人にとって見たら
そっちの方がプレッシャーに感じない分、逆にいいんじゃないかな?
注目されない方がきっとノビノビとできるんだと思う。
誰かにほめてもらおうと思ってやってるわけじゃないだろうしね。
だから、「自分のヒットのことしか考えてない」って悪口言われちゃうんだろうけど。
でも、逆に「試合に勝たなくちゃ」って思うからこそ
プレッシャーに感じて打てなくなっちゃうんじゃない?
ホントの「利己主義」だったらそんなこと考えないと思うよ。
多分、彼が引退するときにはじめて賞賛の嵐が巻き起こるんじゃないかなあ。
とにかく、
「小さなことの積み重ねが、とんでもなく遠くに行くための秘訣だ。」
という彼の言葉は、他のどんなことにも当てはまると思う。
先を見ちゃうと、ホントいやになっちゃうもん。
でも、そのときそのときを集中してやってれば、飽きることはないし、
「いつのまにかこんなところまできた」っていう感じになるモンね。
でも、わかってても、やっぱりそれを続けるのは難しいよ。
同じコトを続けるのって飽きっぽい性格のボクには特にムリだな。
かといって、「慣性の法則」に身を任せておくのも楽なときもあるし・・・。
とにかく、こんな性格じゃ「とんでもなく遠くにいく」ことは、とてもじゃないけど出来ないんだろうと思う。
何はともあれ、
イチロー選手、目標達成してホントにおめでとうございます!
これからも、コツコツとヒットを積み上げていって、
引退するまで200本安打を続けられるようがんばってください!
(ホント、ファンは簡単に言っちゃうけど、そんなの期待しないでくれってイチロー選手は思っちゃうだろうな)
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