政権与党の出来具合を有権者が意見表明する唯一の機会だから
せめて7割ぐらいの投票率があって欲しいところなんだけど
今回も相当低かったらしいね。
午後7時半の情報では45.5%くらいらしい・・・。
なんと、半分も行ってない!
これじゃどこが勝ったって、とてもじゃないけど信任されたとは言いにくいよね。
しかも、
1票の格差も2倍以上になってるみたいだし・・・。
つまり、投票用紙が一枚しか配られない地域と二枚も配られちゃう地域があるってことで
それって実はとんでもないことだってことに早く気付いて欲しいもんだよね。
とにかく次の政権与党は自民党になるみたいだけど
威勢よく「日本を取り戻す」とか言って
憲法改正とかバブル経済の復活とかを試みる前に
「1票の格差」を取り戻してほしいよ。
そうしたらいつだって解散したいときに解散できるじゃんかねえ。
どこが勝つか負けるかは別にして
有権者の権利はできるだけ平等にしといてほしい。
でも・・・
個人的な印象だけど
安倍さんって
「政治のことに一般庶民は口をはさむべきではなーい!われわれ選ばれた存在だけがそのことに従事することができるのであり、下々の連中は黙ってわれわれの言うことに従っておれば良いのであーる!」
なんて考えてそうで
「一票の格差の是正」なんてこれっぽっちも考えてなさそうな気がするんだよね。(苦笑)
ま、
単なるボクの思い違いであればいいんだけど、ね。
追記***************
投票率は最終的には59%ほどになるらしい。
だいたい10人中6人が投票してることになるね。
過半数いってるからまあよしとするかな・・・。
政治に不満がある人は多いはずなのに、なんで意見表明である投票行動に結びつかないんだろうなあ・・・。
理由としては
「どうせ自分が投票しても何も変わらないんだろう」
「支持したい政党がない」
大まかに分けるとこの二つなんだろうとは思う。
確かにボク自身もこの思いは強く持ってはいるが
そういう理由で棄権しちゃうと変な方向に国が向かっちゃったときに後悔しちゃうような気がするんだよね。
だから民主党ができる前は共産党とかに投票してた。
彼らは「たしかな野党」とかいうキャッチフレーズで政権を奪取しようなんて気は毛頭なさそうだったから逆に安心して自民党不信任の意味で投票できたんだよね。
だから民主党ができて
「ようやく政権交代できる政党ができた。これからは自民党と民主党とで政権交代してお互い切磋琢磨して前に進んで欲しい」なんていう期待ができたんだけど
この3年間で自民党も何も変わらないどころか
野党時代の冷や飯は別の人にやらせて政権奪取できそうになったらまた以前の世襲議員がもぞもぞ動き始めるじゃないか!
んで、バブル経済を標榜したり
軍隊を持とうとしたり、やけに戦前回帰な思想の持ち主が総裁になっちゃうから嫌になる。
ホントにものづくりに精を出してる人たちを大事にしようなんて考えてはないよね。
安倍さんがやろうとしてるのは土地や株式を転がして儲ける種族に肩入れしてるだけじゃん。
モチロン、円安に傾けば輸出企業がもうかるだろうけど
国民が本気で日本を立ち直らせようって思ってるんだったら
安いからといって外国企業の品物を買うんじゃなくて
多少割高でも国産製品を買うようにしていくしかないんじゃない?
そこは政治家の仕事というよりは
国民の意識と行動の問題のような気がするんだけどね。
バブル経済ってそのときは良いんだろうけど
はじけた後の始末に時間がかかってしょうがないってことを日本は痛いほど学んでるわけだから
同じ道をすすんじゃあダメだよ、安倍さん。
とはいっても、野党時代の苦労を他の人(谷垣さん)にしょわせ、
その前の自身の政権運営が上手くいかなくなったときは「おなかがいたい・・・」と涙目で投げ出したことも忘れ、
上手くいったときは「自分のおかげ」
悪いときは「誰かのせい」
こう考えるような人には期待が持てないかもね・・・。
こういう人を選んでる国民自身が
「めんどうなのは人任せ」
「だれかが汗をかいてなんとかすべきだが自分は嫌だ」
こう考えてる人が多数派なんだろうと思うよ。
自分自身にもそういうところあるから偉そうなことは言えないんだけどね。
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