yabanjin-soulのTシャツ魂

ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

都知事選を振り返って。

2020年07月06日 | 国際・政治

ホントに今回の都知事選はメディアの対応があからさまだった。

小池百合子を擁護し再選させることを目的とした姿勢が如実に表れていた。

「討論会」を開催しなかったり選挙戦を報道しなかったことでそれは充分に功を奏した。

反吐が出るくらいに汚らしいものを目の前に突きつけられた感じがする。

 

*  *  *

反小池陣営から見ると全く結果の出ない戦いだったせいか、

「山本太郎叩き」が噴出してるように感じるけど、

「出馬する権利」ってのは誰にでもあるんだからさ、

あまり出馬したことを責めるのはどうかと思うよ。

果ては「投票率が低かったのも山本太郎のせいだ」というのを見て目が点になってしまった。

 

*  *  *

そもそもTVを含むメディアがほとんど選挙戦を盛り上げなかったのが低投票率の原因なんだからさ、

何でもかんでも山本太郎のせいにしちゃいけないよ。


本来なら、

知名度があって話題性豊富な山本太郎の出馬は関心が盛り上がることはあっても下がることはないはずだよ。

 

極右勢力である安倍内閣や小池百合子がずっと権力層に居続けられる原因も

やはりTVを含む大メディアに要因があるということがはっきりしたわけだから、

次はこれにどう打ち勝つか?が課題になってくるわけで。


それには山本太郎の知名度、勢い、若さ、魅力が大いに役に立つと思うよ。

 

彼を首相候補に持ってくるのは乱暴かも知れないけど、

それなりの地位を用意して彼のやりたいこともある程度飲む覚悟が野党勢力には必要になると思う。


少なくとも「消費税5%」は飲むべきだよ。


今回はそれすらも飲めなかった他の野党に敗因があると思う。

*  *  *

特に最大野党である「立憲民主党」の頑なさには辟易する。

弱者に厳しい税制である「消費税」になぜそこまでこだわるのか?

5%すら認めないというのはどういうことなのか?

「あるところから国庫に還元してもらう」の何がいけないのか?

 

共産党もれいわも消費税廃止が基本姿勢であるわけだから

「5%に減税」も十分譲歩しているわけで。


TVも含めた大メディアを取り込んでいる極右勢力に勝つには

「消費税廃止」を訴えるくらいがちょうどいいくらいなのに、だよ。

 

*  *  *

何度も言うけど、

都知事選を見てもわかるように、

相手はメディアを取り込んで、

一般民衆をコントロールできる力をもはや隠すこともせず恥も外聞もなく露骨にやってくるようになったんだからさ、

やわな取り組み程度じゃ全く歯が立たないのは今回の敗戦で理解できたでしょ?っての。

 

もはや通常レベルの戦い方を続けてたら日本が極右勢力に飲まれちゃうよ。

差別主義者の桜井誠の18万票ゲットもその流れの一つ。

そういう危機感をもって今後に向かっていくのが最大野党の立憲民主党の務めなんだと思うぞ。

あなた方が変わらなきゃ。

少数政党を変えようとするのは多数派のゴリ押しと何ら変わらないよ。

 

最大野党である立憲民主党は、

「野党の取りまとめ」を第一の役割とするべき。

そうすると自然に少数政党を取り込めるようになるし、

それに伴い立憲民主党の勢力も広がっていくことにつながるはずだよ。

5%とせっかく譲歩してくれたんだからさあなた方も譲歩して大同小異の立場で受け入れていくべきだ。

 

*  *  *

宇都宮けんじさんを推したかったのなら、

国政での「野党共闘」をひきかえにして山本太郎には自重してもらえばよかっただけのこと。

その代替案があれば山本太郎も出馬しなかったはずだよ。

立憲民主党さん、

日本の未来のためにももっともっと懐が深い政党になってほしい。

ホント、ヨロシクお願いします。

コメント
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