yabanjin-soulのTシャツ魂

ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

「うそ」について。

2015年12月13日 | たわごと、ひとりごと
子どもの頃から感じてたこと。

大人はどうして他愛もないウソを子どもにつくんだろう。

大人からしたら「他愛のない」ことでも

ウソをつかれた子どもは大いに心が傷つく。

例えば、

「今度○○を買ってあげるから」とか、
「いつか△△に連れて行ってあげる」等。

言われた子どもは本気にして待っている。

ところが、いつまでたってもそのことについて全く触れられないので聞いてみると

「そんなこと言ったっけ?」

その一言ですべてを悟った子どもはもう大人に対し何も期待を抱かなくなってしまう。

実現させてあげるつもりがないのなら言わなきゃいいじゃんって思う。

実現できない理由をきちんと説明してあげれば子どもも理解するよ。

もちろん、すべて正直であれとは言わないし、

そんなことって実はとても難しいことだっていうのはよくわかる。

でも、

「どうせ覚えてないでしょ」と軽く考えるのはやめてほしい。

子どもでも大人でも「希望」につながることがウソだったらすごくショックを受けるはずだから。

上記した「子ども」はボク自身。

こういうことを何度か食らってボクは子ども心に誓った。

「決して自分の親しい人には嘘はつくまい」と。



幸い自分にも息子が生まれ

そして実践してみた。

「どんな小さなウソやいい加減な約束はするまい。もし彼の願いをかなえられないときはきちんと説明しよう」ということを。

そしておかげさまで彼は現在中学3年生だけど、

ボクのことはすごく信頼を置いてくれてる(気がする)。

そういう近しい人でなければ

意外と「嘘も方便」ということがあったりするけれど

こと親子に関しては

親は子どもに最大限の誠意をもって答えるべきだと思う。

「そんな温室育ちみたいで大丈夫?」と心配する人もいるかもですが、

保育園、小学校、中学校と友人関係でどうせ十分揉まれるのでその心配はないです。

逆に、信頼してくれているから学校であった嫌なことなんかもたくさん話してくれる。

そしてその嫌なことを通じて勝手にどんどん成長している。

わざわざ親が率先して嫌な思いをさせて子どもの心を傷つける必要なんてないってこと。

そんなことしたら子どもは安心できる居場所がなくなっちゃうよ。

それは友人関係でも同じこと。

ウソは人の心を傷つける。

自分の心を傷つける人なんかと一緒にいたくなんかないよね。

正直に事情を話せばたいがいのことは解決できるはずだよ。

やってみればわかる。

正直であることが一番だよ。

それは自分にとっても相手にとっても。

ホントに。

やってみればわかるはずだよ。

コメント (2)
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