
去る11月2日東洋はり医学会前会長柳下登志男先生が死去されました

誠に残念です

人の死は悲しく知っている人が亡くなるということはそれ以上に悲しいものです

先生は一日に100人からの患者を治療されていたそうです

それだけの患者を治療するには証・選穴・刺鍼技術その他標治法等など並大抵の技術ではなかったかと思います

それに患者との対話等考えられないほどのプラスαもあったかと思います

私は地方にいて講義をテープで聞いていましたが

2年前よりやっと臨床上の経験を沢山話されるようになりました

恐らく先生の持っておられる物の4分の1位しか話されていないと思います

後はあの世へ持って行かれました

誠に残念です

一人の名人だけでなく沢山の名人を作ってもらいたかったと思います

お弟子さん達に期待したいものです

合掌