[大金を手にすると人は魔が差すんもんだなー！]
ちょうどこの年は 株式公開1年半後、東京証券取引所市場第二部から市場第一部への指定替えも叶って「順風満帆怖い物無し」の状況で有った。
幹事証券会社の薦めで当社も「外貨建ての転換社債」と言うものを発行して数百億円もの資金を調達することが出来た。この資金調達が会社の命運を左右する思いもかけない方向に行ってしまった！
この転換社債の発行で、F社長も人の子「思いもかけない大金を手にして気が大きくなり魔が差したのでしょう！」本業（小売業）を忘れて、この資金から最終的に200億円と言う大金を使い「デリバティブ取引」と言うものに手を出してしまい、これが原因で会社が３期続けて赤字決算と言う思いもかけない方向に行ってしまった。
と、言うのは最初の頃は10億円～20億円と言う利益が出ていたらしいが、何回か繰り返す内に今度は億円単位で損失が出始めて来て、それを一挙に取り返そうとして役員会で承認を受けていた、投資運用枠の上限をはるかに超えて投資してしまった。と言う事で有った。
決算で純損益がマイナスとなれば、大株主である親会社からもF社長の無謀な資金運用に対して責任を取ってもらうと言う事になり、この責任によりF社長は突然会社を去る事と成った。
F社長の不祥事により、F社長と何人かの取締役がほぼ同時に退陣した。代わって親会社からは、新社長・副社長・専務取締役が天下る形で赴任してきた。
ちょうどこの年は 株式公開1年半後、東京証券取引所市場第二部から市場第一部への指定替えも叶って「順風満帆怖い物無し」の状況で有った。
幹事証券会社の薦めで当社も「外貨建ての転換社債」と言うものを発行して数百億円もの資金を調達することが出来た。この資金調達が会社の命運を左右する思いもかけない方向に行ってしまった！
この転換社債の発行で、F社長も人の子「思いもかけない大金を手にして気が大きくなり魔が差したのでしょう！」本業（小売業）を忘れて、この資金から最終的に200億円と言う大金を使い「デリバティブ取引」と言うものに手を出してしまい、これが原因で会社が３期続けて赤字決算と言う思いもかけない方向に行ってしまった。
と、言うのは最初の頃は10億円～20億円と言う利益が出ていたらしいが、何回か繰り返す内に今度は億円単位で損失が出始めて来て、それを一挙に取り返そうとして役員会で承認を受けていた、投資運用枠の上限をはるかに超えて投資してしまった。と言う事で有った。
決算で純損益がマイナスとなれば、大株主である親会社からもF社長の無謀な資金運用に対して責任を取ってもらうと言う事になり、この責任によりF社長は突然会社を去る事と成った。
F社長の不祥事により、F社長と何人かの取締役がほぼ同時に退陣した。代わって親会社からは、新社長・副社長・専務取締役が天下る形で赴任してきた。
続きは次回の心だー
