さて、お城の中へご案内いたしましょう。
ここが入口です。
キーのコードを入力しないと扉が開きません。
このお城の一番古い扉は15世紀のものだそうですがセキュリティーは近代的です。
こちらは食堂になりますが、ゲストの入口はセキュリティーが高くなっています。
螺旋階段を上がります。
ちょっと日本的感覚からすると異質です。
もしかすると子供は怖がるかも?
そして日本の家屋からすると、照明が異なります。
もしかすると昼間の方が暗く感じるかもしれません。
部屋の中でも日差しの存在を感じるのが不思議です。
この部屋からみた庭です。
そしてリビングルームに続きます。
ここから中庭の眺めです。
光の加減で、昼間でも幻想的な雰囲気があります。
この空間に存在する豊かさを実感します。
しかし、私はむしろ夜が好きです。
オーナーの奥さんが食後酒を用意してくれます。
これに対比するようにバスルームには陽光が差し込みます。
お城の構造が、これほど光の存在を表現しているとは、実際にお城に暮らしてみないと理解できません。
いろいろなところに素敵な空間ができていました。
それから驚いたのは、晴れて外が暑かった日には
部屋の窓を閉めておいた方が涼しかったことです。
本物の中世のお城ですから、石の壁はきっと
ずいぶん厚くできているのだろうと実感しました。
外壁は4.5mだそうですからね。
特に城主の居住部分の最下層に存在するキッチンは、外気温30度の時にも冷房のように涼しかったのには驚きでした。