◆◆◆自然災害クルマエニ◆地震予知巡回中◆◆◆

逃げられない自然災害。知識と備えが命を助ける。小さな幸せ守る為、備えあれば憂い無し!!

◆真の防災【稲村の火】◆

2005年01月13日 11時08分01秒 | Weblog
【00:12訂正事項あり】(年号の訂正)
今日の東京地方は晴れ♪東京の冬は異常な乾燥で風が刺すような冷たさだわ。

今日は下のコラムは【稲村の火】について熱く語らせていただいています♪
歴史と見るより、防災のあり方そして、私たちが何をしなければならないを教えてくれました。

ではでは、、巡回報告をさせて頂きますよ~

まずは宇宙お天気から高速太陽風が続いています(700km/秒)。オーロラ活動もやや活発に続いています。

行徳アンテナは北方向に針状の動きがみれます。無指向はまた浮ついています。
無指向の浮つきは、冬の乾燥?反応かもしれないなぁ~

大坪さんのアンテナ7:32現在0.5 ミリ

アキラさんのアキラメソドは発信待機中

植物さんからは、1/12はTree-1, 2共概ね静穏でしたが
観測点から遠地での中規模地震の前兆が示唆されています。

毛少庁さんのジシンダスはやや高めが持続。
5:30頃にも「かなり強い単発波」を感知していますので、昨日更新で
予測した地震発生の可能性は続いている状態と思われます。(毛少庁さんの掲示板からのコメント)

待夢さんからは 黄色信号。
北海道、東北地方の警戒の結果はこれかなぁ~?
発生時刻 13日04時45分頃  震源地 根室支庁北部 深さ10km
規模 マグニチュード3.5 最大震度3
詳しくは、待夢さんの掲示板見てくださいね!

Q太郎さんのブログから1月13日(木)09時40分...
電離層データでは、北海道で、早朝から4時間の地震型電離層を観測。

水文DB欠測値マップはこちら♪

青松さんのチャットルームから青松さんの伝言がはいっています。皆さん観測ヨロシク♪

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【00:12  訂正事項は132年前⇒150年前です】失礼致しました^^;
【稲村の火】以前、「炎と水の物語2」の管理人U-1さんからトラックバックを頂いたお話がなんとテレビで!!

テレビの情報をくれたのがしゅうへいさんでした。ありがとうございますm(_"_)m

昨日NHK21:15からの番組「その時歴史が動いた」から津波にまつわる
《百世の安堵をはかれ》 安政大地震・奇跡の復興劇 を見ました。

最初は勉強の為、と思いつつちょっぴり堅苦しいかなぁ~な~んて思いながら見ましたが・・・

感動しました~~!!
<再放送>
平成17年1月21日(金)(※木曜深夜) 00:55~01:38総合 全国のNHK
やるので、絶対!!見てください♪カレンダーに赤丸してね

ということで、皆さんにご紹介です☆彡

正直、この番組を見て私がやっている防災啓蒙。あまっちょろ~い
真のボランティア精神とは、まさにこのことだなぁ~って、かなり感激しました。

って、ここまで書くと気になるでしょ~ちょっぴり教えちゃいます。

まずは、ここを読んでください。《稲村の火》
あっ!携帯から見ている人はリンクされないので、簡単に説明。
いまから150年前の安政地震の際、濱口梧陵(はまぐち ごりょう)は昔から伝わる津波の前兆を異常と思い、
自ら家を廻り村人たちを高台にある神社へ非難させる。
しかし、夕刻を過ぎて一部の村人は、闇に包まれ路頭に迷っていたところ、濱口梧陵が山積された稲に火を燈し
残された村人を「稲村の火」によって誘導し、津波から村人を救ったというお話。
            ですが、
ここからが、私にとっての本題であります~♪

村人は、命は救えたものの、村は壊滅状態。食料も底を突きやがて、人々は村からはなれる事に。
しかし、濱口梧陵は醤油を営む商人で財力はあった。
貧窮に喘ぐ村人たちに無償で仮説住宅を提供したり、農作業の道具をあたえた。
当時の紀州藩に援助を求めたが、断られる。
そこで、梧陵は【堤防を作る】ことを思いつく。
仕事の無い村人たちに賃金を支払い、防波堤を作る。
村人による村人の為の復興支援ですよね!!
賃金はもちろん濱口梧陵が支払っています。しかし、醤油工場が安政江戸地震により閉鎖。
防波堤を作るお金が無くなる。思い悩んだが、のこされた醤油工場で頑張る濱口梧陵。

やがて、4年の歳月をかけ念願の堤防が完成!
その後、昭和南海地震の津波から堤防のおかげで被害が少なかった。

濱口梧陵が震災の教訓として残した言葉

万が一の時になって、思いをめぐらすのではなく、常日頃から非常の事態に備え、一生懸命にわが身を生かす心構えを養うべきである

ちなみに、このお醤油さんって~のはヤマサ醤油なのです~♪

とにかく、この番組を是非!!見てください

特にそこの政治家のおっさん!!ちゃんと見なあかんでぇ~

ちょっぴり、興奮気味で書いたので詳しくはここを見てね♪
http://www.nhk.or.jp/sonotoki/sonotoki_syokai.html#02

ヤマサの歴史http://www.yamasa.com/history/sevens.html

他にも濱口梧陵(はまぐち ごりょう)の良い言葉があるのです~!!
そして、濱口梧陵は行動力、お金の使い方、感謝の気持ち、そして大切な事、私に教えてくれました。

この放送が終わった後、空しさがこみ上げてきました。
今の日本は当時の紀州藩になりかねない。
戦前の教科書には【稲村の火】で防災や国語を学びました。
時代がかわり、稲村の火もなくなり、ゆとり教育が始まっている。
そして、子供の頃から【平和】のみを教え込ませ、危機感の無い子を育てる。
「なんとかなる」その言葉を信じ、待っているだけの、与えられるだけの人間になってしまう。

それこそ平和ボケの災いではないでしょうか?
子供には、試験だけの勉強じゃなく、生き抜くための勉強をさせてあげたい。
と、思う今日この頃です。