なにがおかしいかといえば、たとえば先週末は、お店の前に椅子を出し、
その上にまな板が。で、5000円と殴り書きである。
お店の奥には、国産のアコギが数本置いてある。
売り物の自転車は、新品という意味では見当たらない。
まったく意味がわからん。
だが、オレはこの自転車屋に注目している。
大将が正直でいい。
「もうさ、自転車屋なんて、もうからないからダメだよ」
「日本一周なんてしたらダメだ。余計なこと考えるから」
「一日100kmぐらいしか乗らないなら、どれでも同じだ」
すべてがこの調子。「あきらめ」という軸がぶれていない。
そして、このお店には、注目車が一台ある。
フレームに「Le Mans」と書かれた、メーカー不明(丸石?)の
スポルティフがあり、これはクロモリフレームのわりといいやつなのだ。
たぶん80年代の自転車だと思われるこれを、じつは買う気満々で先週末、訪れたのだ。
「あー、これね。ダメ。まだ乗れないから」
年内には調整しておいてくれるそうだ。
「29日に来てよ、年末ね」
日にち指定の意味を問うと、それまでは、寿司屋などに頼まれた
まな板づくりが忙しいそうだ。
その上にまな板が。で、5000円と殴り書きである。
お店の奥には、国産のアコギが数本置いてある。
売り物の自転車は、新品という意味では見当たらない。
まったく意味がわからん。
だが、オレはこの自転車屋に注目している。
大将が正直でいい。
「もうさ、自転車屋なんて、もうからないからダメだよ」
「日本一周なんてしたらダメだ。余計なこと考えるから」
「一日100kmぐらいしか乗らないなら、どれでも同じだ」
すべてがこの調子。「あきらめ」という軸がぶれていない。
そして、このお店には、注目車が一台ある。
フレームに「Le Mans」と書かれた、メーカー不明(丸石?)の
スポルティフがあり、これはクロモリフレームのわりといいやつなのだ。
たぶん80年代の自転車だと思われるこれを、じつは買う気満々で先週末、訪れたのだ。
「あー、これね。ダメ。まだ乗れないから」
年内には調整しておいてくれるそうだ。
「29日に来てよ、年末ね」
日にち指定の意味を問うと、それまでは、寿司屋などに頼まれた
まな板づくりが忙しいそうだ。