鶴巻温泉と吾妻山

長男と東急バスに乗り、小田急の柿生駅で降りる。
柿生駅から西へ。町田駅で特急に乗り換えて、鶴巻温泉駅に着いたのは
自宅を出てから、およそ１時間後。

昼時である。二人で駅前をふらふらする。
長男がお弁当が食べたいという。

コンビニに入り、お茶とおにぎり、やきそばを買う。

「あの～、山のほうはどっちでしょうか？」

すぐそばに登山道があり、吾妻山というのがあって、と説明をうける。

はたして、コンビニから20分とかからずに登頂。
ここはいわゆる里山なのだが、大師ゆかりの弘法山へと
登山道がつながっているため、たいへんひとが多い。

「おー、みえるみえる。あれが水族館のある江ノ島、
その向こうが神奈川県の先っぽになる三浦半島。
で、かすんでみえるのが房総半島、千葉県だ」と長男に解説。

「で、こっち側、あの山が箱根だ」とつづけると、後ろから
「あれは箱根ではないぞ」と、登山ジジイの大声。
面目丸つぶれなので知ってほしいんですが。

下山して、「弘法の里湯」に入る。
なんでも鶴巻温泉は、カルシウムの含有量が世界一だとかで、
それがどういう効能となるかはしらないが、とにかくよく温まる。

晩飯は自宅でしゃぶしゃぶ。
その他の雑酒を350ml、発泡酒を350mlいただく。

まあまあの一日。