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「Vフォー・ヴェンデッタ」劇場にて 象徴としての仮面

2006年04月25日 | cinema

先週の金曜日、ファボーレ東宝で行われた『Vフォー・ヴェンデッタ』の試写会に行ってきました。

主演は『レオン』『スターウォーズ』新シリーズの「ナタリー・ポートマン」、『マトリックス』シリーズ、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの「ヒューゴ・ウィービング」。


テレビ局に勤める『イヴィー(ナタリー・ポートマン)』は戒厳令下の夜、友人の家を訪ねる為に出かけるが、自衛警備団に捕まってしまう。暴行されそうになったその瞬間、彼らの前に仮面の男(ヒューゴ・ウィービング)が立ちはだかった。
目にもとまらぬナイフ裁きで『イヴィー』を助けた男は自分の名を『V(ヴィー』と名乗る。演奏会に、と誘われた『イヴィー』は男について屋上に登る。やがて町中を音楽が鳴り響き始めた。そして二人の目前の建物が突然大爆発する。それが長い一年の始まりだった・・・


「ナタリー・ポートマン」が出るという情報以外は全く作品の情報を仕入れずに見てきました。仮面の男『V(ヴィー)』を演じていたのが「ヒューゴ・ウィービング」だったということは家に帰ってネットで調べて初めて知ったくらいです。
物語の舞台となっているのは近未来。アメリカ合衆国も崩壊し、全体主義的な独裁国家イギリスです。(日本はにの字も出てきません)
マトリックス同様独特な世界観で構成されているので、その世界観に入り込めるかどうかが大きなポイントになると思います。
たったひとりで起こした革命でしたが、群集心理を読みつくした見事な革命だったと思います。
何故『V』は仮面を付けていたのか?もちろん顔を隠すためという事もありますが、その仮面とはひとつの象徴であり、独裁者を恐れる一般市民もそれを付けることにより、あらたな『V』となることが出来たからではないでしょうか。それらが集まったからこその革命劇でしょう。

『V』は最後まで仮面を外すことは無かった為、顔の表情による演技は当然できず、動作、仕草での演技でしたが、「ヒューゴ・ウィービング」はそつなくこなしていたと思います。見かけの不気味さとは異なり、コミカルともいえるその演技じみた動きは一度見れば忘れられなくなりそうです。
「ナタリー・ポートマン」が演じた『イヴィー』は『V』と同じ環境に置かれることによって、一人の人間として揺るがぬ強さを手に入れます。二人の恋とも愛ともいえない心の繋がりがラストに繋がっていきます。

仮面のデザインは実在の人物『ガイ・フォークス』の似せて作られているそうです。イギリス人にとっては有名な方のようですね。

評価 星 みっつ


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは! (猫姫少佐現品限り)
2006-04-27 16:03:31
いつもありがとうございます!

ガイなんとか、イギリスでは人気なんですってね。

そんなの何も知らないで見たので、全然でした、、、

もう字幕読むのに忙しくって、、、
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