xina-shinのぷちレビュー?

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「ゴッド・ディーバ」DVDにて

2005年07月10日 | cinema
DVDでフランス映画『ゴッド・ディーバ』を観ました。


西暦2095年ニューヨークに大きな異変が起きていた。ハドソン川上空にピラミッドが現れ、宙に浮いた状態で留まっていた。またセントラルパークでは極寒のエリアが出現、巷では宇宙からの侵入口などと噂されていた。
青い髪白い肌を持つ美しいミュータント『ジル・ビオスコップ(リンダ・アルディ)』は巨大企業『ユージェニックス』社の不適格者狩りにより拘束されていたところを、『エルマ・ターナー(シャーロット・ランブリング)』医師の研究に協力することを条件に彼女に引き取られていた。
ピラミッドでは『ホルス』神が反逆刑の執行前に七日間の猶予期間が与えられ、地上へと舞い降りる。『ホルス』神には目的があった。それはある人物を探し出すことから始まった。
空中刑務所『グローバス1』では冷凍冬眠コンテナが事故により地上へ落下。政治犯の『ニコポル(トーマス・クレッチマン)』は刑期前に地上へ投げ出されるが・・・


あまり前情報無しにパッケージに惹かれて借りてみました。見た後で調べてみたらフランス映画だったんですね、コレ。フランス映画はあまり観たことがないので、ハリウッドとは違う雰囲気が画面から滲み出ていました。
またメインのキャスト以外はCGによるキャラクター。そのことを知らなかったので驚いてしまいました。背景などもどこまでがリアルでどこからVFXなのか区別がつきませんでした。

物語の舞台は西暦2095年のニューヨーク。土台となるのは古代エジプトの神々です。鷹の頭を持つ『ホルス』は反逆の罪により不死の力を失うという裁きを受けますが、七日間の猶予時間を得て、ニューヨークへと舞い降ります。何故彼がニューヨークに現れたのかが、物語の大きな筋になっています。『ホルス』神は知りませんでしたが、『アヌビス』神は『ハマナプトラ』にも出てきた名前なので覚えておりました。
作品世界を特徴付けているのが、ミュータントたちや人工臓器などを付けた人間たちです。異形とも云える彼らが街を闊歩している姿が独特な世界観を演出しています。

ヒロインは元ミス・フランスの「リンダ・アルディ」。正体不明のミュータント?として登場しますが、彼女の美しさにドッキリです。変な髪形も綺麗な女性がやるとかっこいいですね。

ブレードランナーやフィフス・エレメントとも違った独特な世界観に馴染めるかどうかが、この作品を楽しめるかにかかってくると思います。

評価 星 みっつ

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ゴッド・ディーバ@映画生活


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
みました (ぶちょう)
2005-07-11 04:52:02
そうですね

映像はすばらしいとおもいます

あと、世界観などちょっとぶちょうてきにはわかりにくいところもありましたが。。



 神にも人間と同じ感情があるということでしょうね・・コンスタンティンみたいな神と同じような描き方だったような気がしました。
返信する
いいですよね (whiskey condition)
2005-07-17 15:39:25
トラックバック先からやってきました。

『ゴッド・ディーバ 』はいいですね。CGによる映像には驚きました。

ただリミテッド・エディション に収録の特典映像にはがっかりしました。

2枚も入ってるのに(本編入れて3枚)ほとんどインタビューだけです。

いやーそれはないですよ、と。¥8,190 (税込)ですから。

VFX(っていうんですか?)で同じくすごいなあと思ったのは『スカイキャプテン』。

わたしのBLOGでべたほめしましたが。

では、また。
返信する
TBありがとうございました♪ (yooky)
2005-07-17 21:47:06
ヒロインは元ミスフランスだったんですね

ほんとにきれいな人で彼女を見るだけでもこの映画の価値があるかもって思ちゃいました
返信する
はじめまして (なるもにあ)
2005-09-06 23:11:30
本日GOD DIVAを検索キーにブログお散歩しております。



この作品、上映時も評価がわかれましたが

ブログ内でもなかなか酷評されております(;



たしかに意味やテーマやドラマや起承転結を求めると

つらいかな〜、と思いますが

私は昔ながらのヨーロッパ系不条理映画(「去年マリエンバートで」のような)

として楽しめました。

ブレード・ランナーファンはOKかな、と思うのですが、どうなんでしょうね。



>変な髪形も綺麗な女性がやるとかっこいいですね。

同感です!!映画の雰囲気にあっていて素敵でしたね♪



楽しい映画がいっぱいなのでまたお邪魔させてくださいね。
返信する

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