DVDで『アイデンティティー』を観ました。
主演は「ジョン・キューザック」。共演は「レイ・リオッタ」「アマンダ・ピート」。監督は『ニューヨークの恋人』の「ジェイムズ・マンゴールド」。
雨の降りしきる深夜、検事は裁判所からの電話にたたき起こされる。19時間後に死刑執行を迎える連続殺人犯の再審議を行うというものだった。そしてその審議にはその死刑囚も同席の為移送されているとのことだった。
同じ頃、豪雨により田舎町のモーテルに余儀なく泊まる事になった11人。モーテルの支配人、女優とその運転手、交通事故により瀕死の重傷の妻とそれを見守る夫と子供、新婚のカップル、引退し田舎に向かう娼婦、刑事と移送される囚人の11人だ。そしてトイレに監禁されていたはずの囚人が脱走し、モーテルにいるいる者達が一人ずつ人が殺されていく。
この作品は一粒で二度おいしいパターンですね。
1回目を観たのは金曜日の夜だったんですが、土曜日にエクステンテッドバージョン、監督解説、脚本解説と計4回観てしまい、結局レビューを書くのが日曜日になってしまいました。
オオモトにあるのはアガサ・クリスティー女史の『そして誰もいなくなった』ですね。映画の方は未見です。アガサ・クリスティーを読んでいたのは高校ぐらいの時でしたから、流石に細かいストーリーとかは覚えていませんが、ある場所に集められた10人が次々と殺されていくというシチュエーションは今でも使われているある意味古典的な題材ですね。(たしか金田一少年でもあったな・・・)
こういったミステリーの場合一番疑わしく無い者を疑え、というのが鉄則なんですが、しっかり私は騙されてしまいました。
この作品のようなどんでん返しにした場合、結構突っ込みが入れたくなるんですが、脚本の綿密さと監督の描写、そして俳優達の演技により納得させられてしまいました。特に子役の演技は凄いです。
この作品を未見の方は映画版『そして誰もいなくなった』を観るか、小説を読むか、萩尾望都さんの漫画『11人いる!』を読んでから御覧になるとより一層楽しめると思います。
評価 星 よっつ
・“アイデンティティー”@映画生活
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ジョン・キューザック 関連
レイ・リオッタ 関連
アマンダ・ピート関連
ジェイムズ・マンゴールド監督関連
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主演は「ジョン・キューザック」。共演は「レイ・リオッタ」「アマンダ・ピート」。監督は『ニューヨークの恋人』の「ジェイムズ・マンゴールド」。
雨の降りしきる深夜、検事は裁判所からの電話にたたき起こされる。19時間後に死刑執行を迎える連続殺人犯の再審議を行うというものだった。そしてその審議にはその死刑囚も同席の為移送されているとのことだった。
同じ頃、豪雨により田舎町のモーテルに余儀なく泊まる事になった11人。モーテルの支配人、女優とその運転手、交通事故により瀕死の重傷の妻とそれを見守る夫と子供、新婚のカップル、引退し田舎に向かう娼婦、刑事と移送される囚人の11人だ。そしてトイレに監禁されていたはずの囚人が脱走し、モーテルにいるいる者達が一人ずつ人が殺されていく。
この作品は一粒で二度おいしいパターンですね。
1回目を観たのは金曜日の夜だったんですが、土曜日にエクステンテッドバージョン、監督解説、脚本解説と計4回観てしまい、結局レビューを書くのが日曜日になってしまいました。
オオモトにあるのはアガサ・クリスティー女史の『そして誰もいなくなった』ですね。映画の方は未見です。アガサ・クリスティーを読んでいたのは高校ぐらいの時でしたから、流石に細かいストーリーとかは覚えていませんが、ある場所に集められた10人が次々と殺されていくというシチュエーションは今でも使われているある意味古典的な題材ですね。(たしか金田一少年でもあったな・・・)
こういったミステリーの場合一番疑わしく無い者を疑え、というのが鉄則なんですが、しっかり私は騙されてしまいました。
この作品のようなどんでん返しにした場合、結構突っ込みが入れたくなるんですが、脚本の綿密さと監督の描写、そして俳優達の演技により納得させられてしまいました。特に子役の演技は凄いです。
この作品を未見の方は映画版『そして誰もいなくなった』を観るか、小説を読むか、萩尾望都さんの漫画『11人いる!』を読んでから御覧になるとより一層楽しめると思います。
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サスペンス大好きなんですけど、この映画のラストシーンの展開にはびっくりでした~(^ム^)
私も以前DVDレンタルして見たのですが、本編観て見事にやられて、解説つきで観て唸ってしまう出来の良さでした。
ジョン・キューザックほか役者の上手さにも脱帽。
ゆっくり考えれば、推理できて落ちも見えそうなんですけど、それを許さない矢継ぎ早の展開と映像の臨場感で、あっという間にラストシーンという感じでした。
これは、小説でもマンガでもダメで、映画でのみ許されるサスペンスかなぁ、と。
DVDの解説版というのに興味を惹かれました。
モーテルのドアの6番の部屋番号がひっくりかえって9になるシーンが暗示しているものが分からないままだったのですよ。
確かに、「11人いる」とか「そして誰もいなくなった」を知っていると楽しめるかも。
しかし、アイデンティティって、そのものズバリな題名をつけるところがスゴイよなぁ~。