並木たより

写真付き日記

若き日にくびきを負うは善し.. It is good to bear the yoke.

2006-11-08 10:04:27 | 日記・エッセイ・コラム

人は青年時代において苦しむにあらざれば、大人となりて人生の味を充分に味わうことができないのである。苦は楽の種である。神の恩恵が、生涯のつらき経験を糖化する時に、人生の真の味は現れてくるのである。

苦痛のない生涯は味のない生涯である。したがって意味の無い生涯である。われらは青年時代に苦しめられて、人生の味の素を醸造(つく)りつつあるのである。

ゆえに聖書に言う、「人、若き時に、くびきを負うは善し」と。若い時は二度はないといえば、人は若い時に充分に苦しむべきである。誤解のくびき、虐待のくびき、背棄のくびき、貧困のくびき、失敗のくびき、死別のくびき、重きくびきというくびきを、いずれもになうべきである。

しかして忍耐その実を結び、人によらずして神によりて自己に勝つを得て、彼は、貴むべき神の子の自由に入ることができるのである。   (内村鑑三)

「人が若い時にくびきを負うことは、良いことである」(哀歌3:25)

It is good for a man that he bear the yoke in his youth. (Lamentations 3:27)

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(今日のお弁当)

豚肉のしょうが焼き弁当

高野豆腐の煮物

ポテトサラダ  他2品

(今日の夕食)

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