体は大人、頭脳は中年、歯の磨き方は子供以下

努力と根性で絶対に治らないものの一つに虫歯がある。
臆病なマーフィは痛くなったらすぐ歯医者に行くので
この歳になるまでひどい虫歯が原因で抜いた歯は一つもない。
ただ虫歯以外に歯が抜ける大きな原因として歯周病があるので
痛くなくても定期的に（3ヶ月～半年に一度）歯垢を取ってもらっていたが
この一年ちょい、サボって足が遠のいていた。
が、ちょっと歯に違和感もあったので重い腰を上げて行ってきた。



ここでは歯垢を取って綺麗にしてから治療に入るので
一年ぶりに歯茎の健康チェックと歯垢取りを「や」られる。（「殺」でも「犯」でも可）
チェックとは針みたいので歯周ポケットの深さを一本一本ごと歯の付け根にチクチク計られ
出血の有無を確認したあと、キーンてヤツで歯垢を削り（？）とられる。
マーフィはいつ行っても、あちこち出血するし深さもよろしくない。
寝る前にちゃんと歯は磨いているのにこの始末。
こういう「磨いたつもり」のヤツには衛生士さんが「歯の磨き方」を優しく教えてくれるのだが
どうも要領を得ない。モット優しく手取り足取り、口に指を突っ込んで個人授業して欲しい…。
こんなヘル＆ヘブンの狭間でウットリ＆涙目になってると男の先生に交代。

「マーフィさん、血糖値どう？」と0.1トンの肢体を見つめながら聞いてきた。
なんでも血糖値に異常のある人は歯垢が溜まりやすいらしい。
特に異常な数値はほとんど検出されたことのないマーフィはやはり磨き方がダメダメなのだろう。

こ、今度こそちゃんと磨くよ！そしてマメにチェックに通うから！
入れ歯は痛そうだし、怖いからちゃんと行くよ。ホントだよ！