そういえば今日… マーフィの雑記帳

流れゆく日常の中、気にとめておきたいことを徒然なるままに綴る場所、それがここ。Murphy's Memorandom

大きな声で「電人ザボーガー、GO!」

2011年10月26日 | [TV・映画・本]
1年以上前に映画『電人ザボーガー』のブログを書いた。
今月それが無事公開されたので見てきた!
ここ一年、『宇宙戦艦ヤマト』『あしたのジョー』『怪物くん』『こち亀』など
痛いリメイク(や実写化)が流行し新しいファンはともかく
古いファンは頭を抱えることが多かったはずだ。
今回は特撮とはいえ、名作のリメイクが多い中まさかのザボーガー
しかも二章立てという変則技で期待半分冷やかし半分で臨んだが見事に裏切られた。
オリジナルファンを自認する自分でも忘れていた設定が随所に生かされ
70年代テイストを臭わせながら今でも通用する第一部「青年期の章」を
スーパー戦隊シリーズ『炎神戦隊ゴーオンジャー』のゴーオンレッド=古原靖久
がオリジナルの大門豊を見事に演じきってくれた。
どちらかというと第一部の方がリメイクとして相応しいだろう。

そして懐かしいアイキャッチの後、第二部「熟年期の章」で板尾創路登場
「なぜ板尾?」という不安もすぐに払拭された、よく考えれば自分の年齢と重なってるし。
周りを見ても特撮物なのにヤマト以上にオヤジ率が多かったw
とにかくオリジナルに燃えたファンなら充分に楽しめるだろう。
今の特撮は『仮面ライダー』とスーパー戦隊シリーズくらいしか見たこと無い若者には
斬新に映るかもしれない。
特に『仮面ライダー』はスポンサーの意向で一作に何体ものライダーが登場(変身)して
無意味にグッズを多用して財布に負担をかけるのが目的と化している気がしてならない。
(ガンダムも同様)
そのせいで主役が何人も登場したり、メカに対しても愛着が分散して使い捨て感覚が否めない。

とにかく昭和のヒーローにまた会えて良かった!
主題歌も変にいじることなく、菊池俊輔先生の曲をそのまま使用してくれて
子門真人さんの、とはいかなかったが高野二郎さんが見事に歌いきり胸が熱くなった。




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