アセンションへの道 PartⅠ その理論と技法

2012年には銀河の中心と太陽系そして地球が整列し時代の節目を迎えます。アセンションの理論と技法について考えます。

第3章 レムリアとアトランティス ③レムリアとアトランティス

2009-11-07 15:49:58 | 第3章 レムリアとアトランティス
③ レムリアとアトランティス
何年前であったかは記憶に無いが、以前TV番組で与那国島沖合にある海底神殿を見た。水深15~25mということなので、ダイバーが潜って確かめることの出来る深さである。この神殿の石は明らかに表面が平らに加工された形跡があり、しかも巨大なものなので、とても自然による偶然の産物とは思えない。TV番組では、これをムー大陸(或いはレムリア)の神殿の遺跡である可能性があるように報道していたと思う。
しかし、ゼカリア・シッチンが主張しているように、6,000年前のシュメールの楔形文字での記録が人類最古の文字による記録だとすれば、それ以前には何ら文書としての記録が残っていない訳であるから、当然ながら6,000年以上前の歴史を文字によって証明することは出来ない。
従って、レムリアやアトランティスの文明に就いて語るとき、我々は地球上に残されてはいながらも黙して語らない僅かながらの痕跡(与那国島沖合の海底神殿やイースター島のモアイ像)か、エドガー・ケイシーのようにアカシックレコード等にアクセスできる超能力者(最近チャネラーという言葉も多く使われる)、或いは人類の過去を知っている(と思われる)地球外生命体の助けを借りなければならない。
本ブログはこれまで、一般的に或る程度は受け入れられている映画、科学者、言語学者たちの意見や著作物を紹介しながら展開してきたが、これから暫くの間は、そのような超自然的な能力を持つ人物或いは生命体からのメッセージとして出版された著作のなかからの引用が中心となるので予めお断りしておく。そのような前提で、興味を持っている方のみに読み進んで頂きたい。

残念ながら、レムリア文明の起源に就いて比較的明確に語る文献は殆どなく、筆者が渉猟した限りに於いては坂本政道氏の『分裂する未来』(著作G)だけである。同著作の第5章、オリオン大戦にはアヌンナキも登場し、ヒューマノイドや人類の起源とも重なる文字通り宇宙規模の歴史が記載されているので、以下にその内容を簡単に纏めながら引用するが、これは予めお断りした通り、「バシャール」と云う地球外生命体とのチャネリングを通じて坂本氏が取得した内容である。尚、意味が変わらない範囲で一部の文章を省略し、若干修正も加えている。
「何十億年もの昔、アヌンナキと呼ばれる生命体たちがこの宇宙へやってきた。彼らはこの物質宇宙のすぐ隣の、若干異なる次元にいる生命体だ。彼らは実験をするために銀河系内の領域へやってきた。そして適当な場所を探した末、こと座(リラ)のある星とオリオン座のリゲルに定着し、そこに人類型(ヒューマノイド)の生命体を創った。その後リゲルからオリオン座の三つ星の一つであるミンタカにも定着した。・・・こういった生命体の中には物質界の魅力に誘われて、その中に没入していくものたちも多くいた。・・・つまり怒りやエゴ、物欲、権力欲といったネガティブな意識にどんどんと興味が移っていった文明が多くあった。つまり、こと座やオリオン座に始まった文明はポジティブなままのものとネガティブなものとに分かれていった。この段階で、こと座にいたポジティブな生命体たちの一部はそこを離れ、プレアデス星団へと移っていった。ネガティブな文明は他の文明を征服、支配する野望を持つようになっていった。・・・彼らはフリーエネルギーの使用法を知っていたので、それを応用した(核より)更に強力な兵器も開発され・・・そのため惑星の破壊ということが起こった。リゲルとミンタカのポジティブな文明の生命体たちは戦争から逃れるため、別の移住先を探した。そこで見つかったのが地球だった。彼らは密かに地球へ移り、そこに自然に進化していた類人猿に遺伝子操作を施し、人類を創造した(筆者註:この部分は、前掲のゼカリア・シッチン氏の説と似ているが、人類創造の動機に関する説明は異なっている)。そして人類として輪廻することを選んだ。その利点は、自分たちがどこから来たか忘れてしまうことにある。そうすればオリオンなどのネガティブ・グループの探索から逃れることができるからだ。地球上ではそういう状態が数十万年続いた。これがムー(レムリア)の文明である。その後プレアデス人たちも地球へやってくるようになった。・・・そこで彼らは地球上でのポジティブとネガティブの統合という一大実験にとりかかったのである。地球上ではムーが自然災害で滅び、その後地球上のあちこちにあったムーの植民地で別々の文明が栄えることになる。そのひとつがアトランティスである。・・・またシリウスからこれまで全く知られていなかった新しい文明も地球へやってくるようになった。・・・アトランティスも最終的にネガティブなエネルギーとポジティブなエネルギーに分かれ、ネガティブなエネルギーのために滅ぶことになった。」

上記に加えて、ゲリー・ボーネル氏の『アトランティスの叡智』(著作H)からも、関連する箇所を引用するので、比較して頂きたい。
「創造の中での私たちの魂の役割を最初に理解していたのはレムリアの人々でした(作者註:東洋の民族は世界におけるもっとも古い文明を創り、レムリアの世界的コミュニティの末裔です)。2万6千年前、彼らの文明が殆ど崩壊することになった一連の自然災害が起きたとき、アトランティスの人々とその叡智を分かち合ったのです。それはちょうど人類が1万3千年周期のユニティの時代に入るときでした(筆者註:ゲリー・ボーネル氏は、著作Hの中で、1万3千年ごとに人類の意識は分離からユニティ、すなわち合一へ、ユニティから分離へと二つの間を行ったり来たりすると説いている)。アトランティスの人々はこの『叡智の道』を使って完璧に自然と調和する文明を作り上げました。レムリアの人々は現在我々が行っているように、地球の資源を利用していましたが、アトランティスでは地球のエーテル体の質量から、言葉による指令を下すことで物質を生み出していました。・・・レムリア人の中にもこの新しい1万3千年間のユニティのエネルギーに目覚め、拡大した能力を理解し使っていた人たちもいます。・・・この移行の時期、少数の目覚めていたレムリア人はその共同体の中心を現在の中国本土に定めました・・・」

以上の話から朧げながら筆者が想像したことは、
1)人類は数十年前に、地球上で進化した類人猿に地球外生命体が遺伝子操作を行うことで誕生した。
2)その後レムリアの文明が長期間に亘って存続したが、2万6千年前に自然災害によって滅びた。
3)レムリアは地球上の各地に植民地を造っていて、その中の主だったものがアトランティスであった。
4)アトランティスは1万3千年前に、大洪水によって滅びた。
5)この大洪水の記録或いは記憶が、聖書のノアの箱舟の物語として残された。

そしてここに、筆者がもう一つ付け加えたい重要な事実若しくは偶然がある。第2章で触れたマヤの暦を思い起こして頂きたい。2012年12月21日は、銀河の中心と太陽系と地球が一直線に並ぶ、2万6千年に一度の日であることだ。ゲリー・ボーネル氏も1万3千年ごとに人類の意識は分離と合一へと行ったり来たりすると説いているが、合一から分離に向かうのに1万3千年、そして分離から合一に戻るのに1万3千年かかると言っている訳であるから、要は1サイクルが2万6千年であるということだ。即ち2012年の12月から数えて2万6千年前は銀河の中心と太陽系、そして地球が全く同じ位置関係で並んでいて、その時期にムー大陸が滅びたということになる。

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