TREK 4300 で行く

2012年4月、TREK 2.5 が仲間入り。
マウンテンとロード、2台のTREKを駆って北の大地を疾走します。

狩勝峠

2016年05月21日 | 輪行

早朝4時起きで輪行に再チャレンジする。
スタンドは昨日のうちに外しておいた。
滝川駅前で輪行バッグに愛車を詰め込み、5時49分の始発に乗車。
輪行の始まり始まり~。

本日の予定は、輪行で幾寅駅→狩勝峠→佐幌ダム→十勝ダム→新得駅から輪行。
使った切符はラベンダーフリーパス。
滝川-幾寅間が乗降自由の企画乗車券である。
不足する区間は普通乗車券で。
合計3,290円となる(普通に切符を買うより1,040円お得)。

8時11分、ダイヤどおりに幾寅駅に到着。
早速復元作業に取り掛かり、所要20分で完成させる。
作業中、駅舎内からは映画『鉄道員』のものと思われる音楽が延々と流れてきていた。
しかし、駅舎には一歩も入らずに完全にスルー。
私、芸能関係にはまったくと言ってよいほど無関心であります。
コンビニでおにぎりを調達したり、身支度を整えたりして、実質的スタートは8時50分となった。

峠までは20km。
最初の10kmは平地で、落合を過ぎると傾斜がついてくる。
といっても平均すると2%もないので全然である。
国鉄旧狩勝線に併走しているのだから、傾斜が緩いのも当然か。
右に大きくカーブするといよいよ坂が急になる。
登坂車線の存在が、5%程度の坂道であることを教えてくれる。
しかし、それとて問題ではない。
ハンカチで汗を拭いながら走れるくらいの余裕はある。
で、2kmも登れば頂上だ。

9時50分、狩勝峠(644m)に到着。
スタートからわずか1時間であっさり攻略とは…。
著名な峠なだけに拍子抜けしてしまう。
これなら初心者でもピクニック気分で挑戦できよう。
期待していた頂上からの景色も霞んでいてイマイチであった。
最近ずっと好天なのが裏目に出ている。
軽く雨が降ってくれれば空気も澄んでくれるだろうに…。

峠を越えれば新得町だ。
TREK 4300に乗って10年。
初めて道東へ踏み入れる。
実に感慨深い。

遅咲きの桜を眺めながら束の間のダウンヒルを満喫。
ただし、注意すべき点がある。
車道外側線(白線)の外側にランブルストリップスが切られており、これを踏むとゴリゴリ、ブルブルする。
ドライバーには有益な設備でも、チャリダーにはトラップでしかない。
中途半端なところを走ると罠に嵌まることとなるので、ハンドル操作にはご用心。

行きがけで旧狩勝線ミュージアムへ立ち寄り、土木遺産カード『狩勝峠鉄道施設群』『狩勝信号場跡』をゲット。
どちらも旧狩勝線関係のものだが、認定年がバラバラのため連番ではない。
なお、後者は所在地が新得町となっている(カードにもそう書いてある)が、南富良野町が正解。
間違えてまっせ。

峠のお話はここまで。
後半のダムめぐりへ続く。

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